17歳日本人アマの三倉は「74」で93位 レビが単独トップ
2017年 ボルボ中国オープン
期間:04/27〜04/30 場所:トップウィンG&CC(中国)
李昊桐は巡ってきたタイトル防衛の機会を生かせるか
今週、トップウィンG&CCで「ボルボ中国オープン」のタイトル防衛に臨む李昊桐(リー・ハオトン)は、それが彼のキャリアにおける最も困難な試練になると予測している。
12ヶ月前にヨーロピアンツアー出場20戦目にして一躍その名をゴルフシーンに轟かせた地元中国人気の李は、その後、ファイナルシリーズの「トルコ航空オープン」で2位に入った。
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今週はヨーロピアンツアーでのタイトル防衛のプレッシャーと母国の期待が彼の両肩にのしかかるわけだが、親しみやすい21歳はその事実を冷静に受け止めている。
「ディフェンディングチャンピオンとしてプレーするのはつねに難しいことを承知していますので、自分自身をエンジョイして、最高のプレーができるよう頑張りたいと思います」
昨年の大会では1週間を通し、ボギーをわずか2つに抑えた李は、通算22アンダーをマークするなか、驚くべきことに7番、8番、そして11番では全日バーディを奪った。
彼は明らかにこの北京のコースに精通しており、明確なゲームプランとともに、この地へ戻って来たことに喜びを感じている。
「戻って来られてうれしいですし、プレーする準備はできています」と彼は述べた。
「1Wで多くのティショットを打たなければなりません。例えば7番がそうですが、誰もワンオンを狙いませんでしたが、僕は毎日狙いましたし、あそこで4つのバーディを奪いましたので、そこがもっとも重要なポイントだと思います」
昨年の李による勝利は、中国のゴルフ界にとって大きな礎(いしずえ)となった。昨年は呉阿順が「ライオネスオープン」を制覇しており、中国勢が初めてヨーロピアンツアーで複数回勝利を挙げた年となったのである。
呉は2015年にこの大会で勝利しており、昨年の勝利で中国人選手として初めてツアーで複数回優勝を遂げた選手となったのだが、彼は母国でのさらなる栄光を目指している。
「今週、ここへ帰ってきて『ボルボ中国オープン』でプレーすることに胸を躍らせています」と呉。
「再度、中国人選手が優勝できればいいですね。中国人選手は準備万端だと思いますし、我々はまた勝てると思います。誰が勝つかではなく、中国にトロフィーをとどめることが重要なのです」
「素晴らしいゴルフコースで、私は大好きです。コンディションは完璧で、今週は天気も良いようですので、皆がエンジョイできれば良いですね。私は先週よりも感触が良いですし、いつでもプレーできますよ」