谷原秀人が最終日24人のマッチプレーに進出
2017年 ISPS HANDA ワールドスーパー6パース
期間:02/16〜02/19 場所:レイクカリーニャップCC(オーストラリア)
ラムフォードが地元パースで首位を堅持
レイクカリーニャップCCで開催されている「ISPS HANDAワールドスーパー6パース」は2日目を終え、引き続き地元人気のブレット・ラムフォードが首位をキープするなか、豪州勢がリーダーボード上位を席巻する展開となった。
初日を「66」で回ったパース出身のラムフォードは、2日目に「65」をマークし、通算13アンダーとして同胞のデービッド・ブランズドンに2打差、そして同じく豪州のスティーブン・ジェフレスに3打差をつけ首位の座を堅持した。
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ラムフォードは72ホールのストロークプレーで行われたこのコースの直近3大会では、連続してトップ20入りを果たしているが、今回のスーパー6では、日曜に新たな挑戦に立ち向かうことになる。
今後は、土曜の第3ラウンドを終えた時点でのトップ24が6ホールのマッチプレー形式で行われるトーナメント戦へと駒を進め、トップ8がベスト16へとシードされることになっている。
ラムフォードは最終日へ向け絶好の位置を維持しているが、このままアクセルを踏み続け、トップ8確保を狙っている。
「いやー、間違いなく100パーセントだったよ。くじ引きへ向けたラウンドは残り1つだよね。それだけに、間違いなくトップ8入りへ向け、ボーナスのようなラウンドになったね。もちろん、トップ8入りを狙っているよ」とラムフォード。
「(この大会方式は)誰にとっても類のないことだし、それだけに興味深いんだ。予選カットが二段階であるようなもので、それは良いことでもあり、悪いことでもあるかもしれないし、僕はそのことについては何ともいえないけれど、間違いなくトップ8入りは果たしたいところだよね」。
「とにかく、一日一日をしっかりこなしていくことだね。明日起きたら、自分の燃料の具合をチェックし、それを保って、フレッシュな状態を維持しないとね。特にこの暑さではね」。
「だから、自分が良い状態にあることを願うしかないよね。とにかく準備万端で1番ティへ向かいたいところだね」。
1番でバーディを奪った39歳のラムフォードは、4番では木々の間を縫うこの日一番のショットを放ってパーをセーブすると、6番から5連続バーディを奪った。
ラムフォードは6番で4.5メートルのバーディパットを沈めると、7番ではバンカーからの寄せワンでバーディを奪い、続く8番でティショットをピン側1.2メートルにつけ、その後2ホールは賢い攻め方でスコアを伸ばし、通算12アンダーとした。13番で9メートルのバーディパットを沈めたラムフォードは、続く14番でボギーを叩くも、15番でバウンスバックのバーディを奪って再び2打差のリードを確保した。
10番スタートのブランズドンは出だしでバーディを奪うと、11番でも2日連続のバーディを奪い、その後、13番、15番、そして2打目を4.5メートルにつけた18番とバーディを重ねた。その後、ブランズドンはピンそば1メートルにつけた10番でもバーディを奪うと、冴え渡るアイアンショットを武器にその後の2ホールでもバーディを奪い、4ホール連続とした。
ジェフレスはボギー1つの「66」をマークし、その1打後方には共に2日目「68」をマークした豪州のルーカス・ハーバートと米国のジョハネス・バーマンがつけている。
通算8アンダーには「65」をマークした豪州のマシュー・ミラー、同じく豪州のアダム・ブライスとダニエル・フォックス、そしてドイツのセバスティアン・ハイゼレがつけている。
通算7アンダーにはレイクカリーニャップで優勝経験のあるトービヨン・オルセンとルイ・ウーストハイゼンに加え、ライアン・エバンス、ライアン・フォックス、ケーシー・オトゥール、ダンカン・スチュワート、そしてジョシュ・ヤンガーがつけており、通算6アンダーのロバート・アレンビー、オースティン・コネリー、ニック・カレン、トーマス・デトリー、マイケル・ロング、ジーブ・ミルカ・シン、ジェイソン・スクリブナー、ジョーダン・スミス、そして谷原秀人までがトップ25となっている。