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ゴルファーにとって最高の手紙「マスターズの招待状」

今年もまた、世界中のゴルファーが、ゴルフ界において最も入手が困難な手紙を待ち焦がれている。それは、4月に開催される「マスターズ」の招待状にほかならない。

幸運な選手たちの手元に届いた単純な文面の手紙は、末尾を「出場の有無は要返信」として締めくくっている。これまでのところ、32人のヨーロピアンツアーメンバーが今年最初のメジャーへの招待状を手にしたわけだが、彼らが二つ返事で出場の旨を伝えるとこは間違いないことだ。

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ベルント・ヴィースベルガーは、2016年末の公式世界ゴルフランキングでトップ50入りを果たして招待状を受け取った10人のヨーロピアンツアーメンバーの一人だ。3度目の「マスターズ」出場を果たす彼は親切にも、自身の受け取った招待状をソーシャルメディア上でシェアしてくれた。

4月6日から9日にかけてタイトル防衛を狙うダニー・ウィレットを筆頭に、22人のヨーロピアンツアーメンバーは、既に別の出場資格で「マスターズ」出場を確定させていた。「マスターズ」王者のウィレットが誇りを持ってチャンピオンズロッカールームへと歩を進める一方、ティレル・ハットンアレックス・ノレン、そしてトーマス・ピータースは、かの有名なマグノリアレーンを初めて通り抜け、オーガスタデビューを果たすことになる。

2016年シーズンの「レース・トゥ・ドバイ」で4勝を挙げ、キャリア最高のシーズンを送ったノレンは、2016年末の世界ランキングをキャリア最高の9位としたことで招待状を受け取った。一方、ハットンは「レース・トゥ・ドバイ」ランキングをノレンの一つ後方の4位で終えた。ピータースは、このところ急激に上げている自身の評価をさらに高めるべく、ゴルフで最も有名な場所へと赴く。

2017年に入ってまだ1週目ではあるが、1年で最初のメジャーに出場する選手たちは招待されたことに興奮している。今後も追加で招待される選手たちが出て来るとあって、ヴィースベルガーやアン・ビョンフンがしたように、受け取った招待状がソーシャルメディアで披露される機会も増えそうだ。

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