H.オットーが首位発進 前年覇者の呉阿順は54位
2016年 ボルボ中国オープン
期間:04/28〜05/01 場所:トップウィンゴルフ&CC(中国)
中国でのチャレンジに意欲を見せるヒメネス
今週の「ボルボ中国オープン」に出場するミゲル・アンヘル・ヒメネスは、相性の良い極東の地を再訪するにあたり、この上ないタイミングで調子が上がってきていると確信している。
極東で傑出した成績を残してきた52歳のヒメネスは、これまで「香港オープン」を4度制しているほか、2004年の「BMWアジアンオープン」も制している。
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今大会は欧州ツアー初開催となる北京のトップウィンG&CCが戦いの舞台となるわけだが、ヒメネスは世界一の人口を誇る国の首都でプレーすることに喜びを見せた。
「ここへ戻って来るのは良いものだ」とヒメネス。「北京での大会は初めてだから、良い心持ちがするし、プレーを楽しみにしている。香港では何度か勝っているし、中国でも勝っている。ここはすばらしい場所だ」。
「自分のゴルフは良い状態にある。ここ何カ月か苦心する部分があったが、米国のチャンピオンズツアーでは勝ったし、グリーンでの感触が上向き始めているよ。パットが入るようになってきたので、コースでゴルフをまとめ上げる上で助けとなっている」。
欧州ツアー21勝を誇るスペインの老兵は、自身の設定する高い標準からすると、今季はスロースタートとなったが、先週の「深センインターナショナル」では13位タイに入っており、調子を取り戻し始めた手応えを掴んだようだ。
「良い大会だし、とても整然と運営されているようだ」とヒメネス。「ゴルフコースは良いぞ。長いホールと短いホールが適度にミックスされているのだよ」。
「グリーンは非常に難しい。トラブルに陥らないためには、グリーンの然るべき場所に乗せる必要がある。とても良いコンディションにあるし、私は準備万端だ」。
「私は若い。そうやって、私はやっているのだよ。私は自分の仕事を愛しているし、競い合うことも愛している。今後もこれを続けていきたいものだな」。
「知っての通り、私はチャンピオンズツアーでもプレーしており、2つ(のツアー)を掛け持ちしている。まだ欧州ツアーの大会でプレーしたくてしょうがないのだよ」。
「できる限り、この舞台で勝負するつもりだ。良いプレーができているうちはな。もし、そうでなくなったら、私はサヨナラを告げるのだ」。
「今は良い感じだ。また、良い感じでショットが打てるようになった。今はまたパターが機能し始めたので、自信もついてきた。以前のストロークが戻ってきたのだ。感触は良いし、週末に優勝争いができることを願っているよ」。