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フィッシャーが首位発進

ドーハで開催されている「コマーシャルバンク・カタールマスターズ」は初日を終え、この日7アンダーの「65」でラウンドしたイングランドのオリバー・フィッシャーが首位に立った。

2011年に「チェコオープン」を制した26歳のフィッシャーは、その後2年間は1度もトップ10入りを果たせなかったものの、復調の兆しを見せた2014年は「アフリカオープン」での2位に入った。

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2005年に16歳でウォーカーカップに出場し、同大会史上最年少選手となったフィッシャーは、8バーディ、1ボギーとドーハGCで好パフォーマンスを披露した。

これでフィッシャーはスペインのラファ・カブレラベローに対し1打差の首位に立ち、メジャー覇者のアーニー・エルスポール・ローリーを含む11人が5アンダーの3位タイでこれを追う展開となっている。

10番からスタートしたフィッシャーは、オープニングホールでピン側1mに寄せるピッチショットからバーディを奪うと、12番でもバーディを奪い、続く13番ではこの日唯一のボギーを叩いた。

その後は16番から3連続バーディを奪う攻勢を見せ、後半も4番、6番、そして8番でバーディを奪って見事に大会緒戦をまとめ上げた。

「今日は良いプレーができた。少し風があったけれど、ボールをうまくコントロールすることができた」とフィッシャー。

「良いプレーでチャンスを沢山作り出すことができたから良いラウンドだったね」

「先週同様素晴らしいフィールドだね。最後のショットまで如何なる時も全力を捧げ、それらが積み重なって最終的には良いラウンドになった」

2011年と2014年にこの大会で3位に入っている30歳のカブレラベローは、初日を6バーディ、ノーボギーでラウンドし、中でもティショットをピン側数十cmにつけた8番ホールは、この日のハイライトとなった。

「今日の自分のプレーにはとても満足しているしハッピーだ。明日と週末が楽しみだね」とヨーロピアンツアーで優勝経験のあるカブレラベロー。

「16番から2番にかけて良い流れに乗れた。あの辺は僕にとって、バーディを奪って好スコアで回れるホールなんだ。あそこでは3バーディとそれがしっかりと果たせ(実際は16番から2番にかけて4バーディを奪っている)、その後もおしまいまでソリッドにプレーし続けることができた」

最終ホールで見事なバンカーショットからバーディを奪ったエルスは、向上したパッティングを喜んでおり、彼と同じ5アンダーにはローリーの他、エルスの同胞のダレン・フィチャートブランデン・グレース、スペインのアレハンドロ・カニサレス、ドイツのモリッツ・ランペルト、ルーキーのアン・ビョンフン、スウェーデンのクリストファー・ブロベリとアレックス・ノレン、イングランドのマーク・フォスター、そしてアルゼンチンのエミリアーノ・グリージョがつけている。

「随分と長い間、僕は不機嫌(グランピー)な奴だった」とメジャー4勝のエルス。「でも実際のところ、今はグランピーな奴じゃない。僕はとてもハッピーな奴さ。ただパットが入らないときは、どうしようもないからね。パットが決まらなければゴルフにならないんだよ」

「今日はアイアンショットが良くなかったけれど、寄せてワンパットで切り抜けることができた。ショートパットに対し、そんなに緊張や怖さを感じなかったんだ。またゴルフがプレーできるようになったね」

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2015年 コマーシャルバンク・カタールマスターズ



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