ロリー・マキロイはここ3年で2度目の「レース・トゥ・ドバイ」制覇を成し遂げた（Ross Kinnaird／Getty Images）

ロリー・マキロイはここ3年で2度目の「レース・トゥ・ドバイ」制覇を成し遂げたことについて、「素晴らしい気持ち」と表現した。

夏場の目覚ましい成績により、北アイルランド出身のマキロイは2位に入った「DPワールドツアー選手権」を前に既に欧州ナンバーワンの座を確定させていた。

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5月にヨーロピアンツアーで最も重要な大会である「BMW PGA選手権」を制したマキロイは、「全英オープン」と「全米プロゴルフ選手権」を制覇し、その合間には「ブリヂストン・インビテーショナル」でも優勝を飾り、世界ゴルフ選手権初制覇も果たしている。

「ここ3年で2度に渡り、シーズンを通して他の誰よりも優れたゴルフをプレーしたということなのだから、誇らしい気持ちがするよ。本当に素晴らしいね」とマキロイ。彼はジュメイラゴルフエステーツでの大会をヘンリック・ステンソンから2打差の2位タイで終えた。

「通算14アンダーでこの大会を優勝するチャンスが、わずかながらでも生まれるとは思ってもいなかった」

「誰も大会の主導権を確実に握るという展開にはならなかったようだね。ラファ（ラファエル・カブレラベロー）とヘンリックの2人はしばらく16アンダーだったけれど、そこに留まった感じだった」

「僕が15番でバーディを奪って通算14アンダーとしたとき、ラファが通算15アンダーに後退したのを見たから、通算16アンダーまでスコアを伸ばせればチャンスはあると思った。結局通算16アンダーだったらプレーオフには十分なスコアだったね」

「今週は勝利に足るだけのプレーができなかったし、もしあのプレーで優勝できていたらちょっとした驚きだったよ」

「2015年へ向け多くのポジティブな部分があるし、今年何よりも嬉しかったのは自分のゴルフが一貫して安定していたところなんだ。トップ25に入れなかった大会はなかったからね。最後の数戦の成績もとても安定していたし、とても良かったから、来年へ向け多くの収穫があったね」

「君の言ったように、今年は多くのアップダウンがあったように感じているけれど、その多くはアップの方だったから、素晴らしいことだと思う」

「そこから多くのことを学んだし、今年を通して僕はより力強く、より賢くなったと思う。これ以上の状態で2015年に臨むことはできないというところまで行っている」

「自分で得た成功には満足しているし、同時に今年は多くのことを学んだように感じている。そして、それは未来に向けての素晴らしいことなんだよ」