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ロリー・マキロイの独占インタビュー

2012年に「ホンダクラシック」を制したロリー・マキロイは、自身初の世界ランク1位に躍り出た。その1年後の同大会では、歯痛と精神的な問題を訴えて第2ラウンド途中で棄権する苦い経験を味わった。そしてその後の数ヶ月、マキロイは再び良い状態を取り戻しつつある。

PGATOUR.COMのブライアン・ワッカーが行ったインタビューにて、マキロイは2013年大会での苦戦を経て学んだこと、そしてどうやって再び調子を取り戻したのかを明らかにしてくれた。

PGATOUR.COM:昨シーズンに正直な点数をつけるとしたら、どれくらい?

マキロイ:10点満点中の7点くらいだね。もちろん反省点は多くあったが、クラブとスイングを変更し大きな変化があった。シーズン終盤は上向きだったよ。

PGATOUR.COM:2013年で最もどん底だったのは?

マキロイ:昨年2月の「ホンダクラシック」だろうね。試合を棄権し、自分自身だけでなく皆をがっかりさせてしまう失態を犯してしまった。ゴルフは精神的に苦しいスポーツで、感情的になってしまうことがある。でも大切なのは、そこから何を学んだかだ。苦しい状況でも忍耐強く自分のプレーを続けなければならない。

PGATOUR.COM:その苦しみから学んだ最も大きなことは?

マキロイ:失望の後に自分自身を取り戻すことだね。より成熟した選手にならなければいけなかった。そして、僕を世界ランク1位に押し上げてくれたのは僕自身のゴルフへの愛情なのだと、自分に理解させることが大切だった。今はまたゴルフへの情熱を取り戻したよ。

PGATOUR.COM:周囲からの大きな期待と注目が重圧になっていた?

マキロイ:そうは言いたくないね。人々はありのままの自分を受け入れてくれていたと思う。良いことだけでなく、物事が思い通りにいかないときの悪い状態に向け合うことも学んだ。

PGATOUR.COM:目標を達成するために自分を律することの重要性を、より感じるようになった?

マキロイ:おそらく、ある程度はね。より多くの大会を勝つために、チームと共に様々な決断をしなければならない。イクイップメントからスケジュールまで、色々とね。もちろん、ときに犠牲も出る。ゴルフで勝利するための決断だ。

PGATOUR.COM:勝利についての話ですが、昨年末にオーストラリアでアダム・スコットに勝利したことは自信になりましたか?

マキロイ:ご存知の通り、アダムは良い友達だ。世界ランク2位に勝利したことは、それが誰であろうと本当に大きい。でも好不調の波が激しいシーズンを勝利で終えたことが、何よりだね。

PGATOUR.COM:あなたは自身でマネジメント会社を設立するなど、彼(スコット)のスタイルを追いかけているようにも思えます。マネジメント会社の設立において、一番難しかったことは?また、24歳までに2つのマネジメント会社に所属し苦労したことについて後悔はありますか?

マキロイ:そうだね、信頼できる少数のプロフェッショナルたちのチーム、そして自分自身の家族を、今作ろうとしているところだ。ただ、後悔という言葉が相応しいのかはわからない。それぞれの場合の未来を考えて決断したんだ。マネジメントチームは複数の選手のことを考えなければならず、それは僕にとって限界だと感じた。もっとも、全てが順調に行くとは思っていないよ。

PGATOUR.COM:昨年、北アイルランドの自宅を売り米国のフロリダに移住しましたが、その理由は?

マキロイ:移住はすぐに馴染めるものではなかった。故郷はいつも故郷だ。家族や友人たちとの絆は強く、それは僕が僕である土台なんだ。故郷の自宅を売ることには感傷的な思いもあったが、必然だったと思う。米国ツアーの出場権を得たことで生活は大きく変わったが、良いことも沢山ある。メジャー大会や米国ツアーの各大会、そしてフェデックスカップに参戦できるんだ。いくつか勝利を挙げて落ち着いたしね。

PGATOUR.COM:イクイップメントの変更には適応に時間がかかるものです。慣れるのに最も苦労したものは何で、どれくらい時間がかかりましたか?

マキロイ:全14のクラブを全て完璧に使いこなせるようになれば理想的だが、それは難しい。僕にとって飛距離はとても重要なので、ドライバーにはこだわりを持っている。もちろんパターの打感も大事だ。優秀なナイキのチームの手助けもあって助かっている。現在使っているドライバーとボールは、今までで最高のものだよ。

PGATOUR.COM:今後さらなる変更を加えるか、もしくは今のイクイップメントでしばらく様子を見る?

マキロイ:正直、今のものに満足している。ただ、今後一生変わらないとは断言できないね。時間が経てばクラブもスイングも変化していく。大事なのは適応していくことだよ。

PGATOUR.COM:同じ北アイルランド出身のグレーム・マクドウェルが先日、2016年の五輪でアイルランドチームの一員としてプレーする可能性について話していました。あなたは英国、アイルランドのどちらでプレーするかを決めていますか?

マキロイ:まだ決めていない。急ぐ必要もないし、そんな先のことは考えられない。ただ、色々な可能性を考えて決めなければいけないね。

PGATOUR.COM:あなたは既に世界ランク1位、2つのメジャー大会優勝を経験し、数百万ドルの契約も結びました。こんなにも早くスターダムにのしあがる準備はできていましたか?あるいは、早過ぎたと感じることもありますか?

マキロイ:確かに早かったけど、早過ぎたなんてことはないと思うよ。スポットライトを浴びることに慣れるのには時間がかかる。正直なところ、周囲の期待をコントロールする方法を学んでいるところだよ。

PGATOUR.COM:あなたがまだ24歳であることを我々がときに忘れている、と感じることはありますか?

マキロイ:もちろん僕は、選手としても人間としてもまだ学んでいる途中だ。ただ、一夜にして今の地位を築いたわけではない。アマチュア時代から多くを学び成長してきたと信じている。ただ、もちろん今も成長過程だ。

PGATOUR.COM:尊敬している人物はいますか?

マキロイ:たくさんいるよ。まずは多大なサポートをしてくれる両親。他にもキャディのJ.P.やコーチのマイケル(バノン)とか、たくさん。色んな理由でね。

PGATOUR.COM:必要なときに喝を入れてくれる人物はどなたですか?

マキロイ:え!さっきの全員だよ。冗談は置いておいて、確かに喝が必要なときはあると思うね。信頼している人々からの言葉なら、思っていることを包み隠さず言われても気にしないよ。

PGATOUR.COM:あなたはタイガー・ウッズの周りで多くの時間を過ごしています。彼から学んだことは何ですか?あるいは、彼があなたから何かを盗みましたか?

マキロイ:大会でのプレーやスポンサーとの時間、他にもチャリティーなどで僕等はよく一緒になる。何を学んだかって?タイガーはいつでもインスピレーションなんだ。彼の絶え間ない努力は成功する選手の模範として、全ての選手にとって学びだ。あまり注目されない彼の基金も、多くの若い人々の生活をより良いものにしている。これからも学び続けていきたいね。

PGATOUR.COM:あなたは自分のプレーは気分に左右されることを以前に認めています。一般的に、あなたを良い気分にするのは何でしょう?逆に気分を落とすものは?

マキロイ:気分に左右される選手は僕だけじゃないと思うよ。勝つこと、それからプレーに手応えを感じることは気持ちを盛り上げてくれる。逆に、良いプレーができず批判されるときは、ときに怒りを覚える。家族でも友達でもメディアでも、信頼する人達の意見は尊重するけど、心ない批判は辛いね。

PGATOUR.COM:2014年の目標は?

マキロイ:予想してごらん!真面目な話をすると、目標はより多くの試合に出続けることだ。当たり前のことを言っているようかもしれないが、より現実的に、忍耐強く考えるようになったんだ。オフの週を良く過ごすことも大きな目標だ。もしこれが上手くできれば、勝利のチャンスも増えることはわかっている。イクイップメントやスイングの変化がすぐ結果に結びつかないことは、2013年に学んだ。今はもっと落ち着いて、次のステージに進むために必要なことだったんだと感じている。優勝を争えるようになっていることが、良い方向に向かっている証だよ。

情報提供:PGA TOUR

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