昨年覇者のルイテンが地元連覇へ好発進
2014年 KLMオープン
期間:09/11〜09/14 場所:ケネマーG&CC(オランダ)
ルイテンとマクリアリーが首位発進
オランダで開催されている「KLMオープン」初日は、地元の人気選手、ジュースト・ルイテンが後半を「32」でラウンドし、首位に並んでタイトル防衛へ向け完璧なスタートを切った。
オランダのルイテンはプレーが中断した時点で11ホールを終了し、この時点でケネマーG&CCをイーブンパーでラウンドしていたが、再開後、残り7ホールで3バーディ、1イーグルと猛チャージをかけ、5アンダーの「65」で初日を終えた。
スコットランドのジェイミー・マクリアリーも5アンダーで並んでおり、彼は残り2ホールのところで日没サスペンデッドとなった。
この2人を1打差で追うのが、フロントナインを4バーディ、ノーボギーの「32」でラウンドしたフランス出身の22歳のゲーリー・スタル、そしてエドアルド・モリナリとアンドレア・パヴァンのイタリア人コンビである。
「『65』で回るのはいつだっていいものだね」とルイテン。彼は6番で2打目をピン側1メートルにつける見事なショットを披露すると、続く7番では4.5メートルのイーグルパットを決めた。
「良いプレーをしたし、一つもミスをしなかった。このコースではそれが鍵だね。ボールをフェアウェイに置いて果敢に攻めるんだ。僕にとってはソリッドで良いラウンドだったし、良いショットが沢山あったね」。
「果敢に攻めないといけない。 大事に行き過ぎてティショットからアイアンを手にする事もあるけれど、ドライバーの感触が良ければしっかりとドライバーで攻めて行ってタフなホールもバーディを狙えるホールにしないといけない。全ては風次第だけど、今日はドライバーが良く当り、それを活かすことができた」。
10番スタートだったルイテンに後半の目覚ましいチャージについて問うと、ヨーロピアンツアー3勝のルイテンは次のように述べた。「それまでも悪いプレーではなかったけど、そこまでピンに絡んでいなかったんだ」。
「それでも、5、6、7番と続くスコアを伸ばせるホールでその利点を活かすことができた。幾つかバーディを奪うことができれば良いと思っていたからあのイーグルはボーナスだね。その後は8番でもきっちりとバーディを奪い、気付いてみれば5アンダーでラウンドを終えていたんだ」。
「初日だから我慢強く、大きなミスを犯さないようプレーして好機到来を待っていたら、そのチャンスがやって来たんだ」。
プレー中断は、16番のフェアウェイにいた今季の「BMWインターナショナルオープン」王者であるファブリシオ・サノッティに、アレクサンドレ・カレカの14番ティから放ったショットが直撃した際に発生した。
31歳のサノッティは意識を失うには至らず、コース上にて医師と救急救命士から治療を受けると、サノッティを心配してプレーを棄権した仲間のフェリペ・アギラーとリカルド・ゴンサレスに付き添われ、念のため病院へと搬送された。
今年は好調を維持しているモリナリは、度重なる怪我を克服し、「レース・トゥ・ドバイ」では順位を29位まで上げている。
「とても良いラウンドだった。特に、ティショットがそこまで良くなかっただけにね」と、6バーディ、2ボギーのラウンドを振り返ったイタリア出身のモリナリ。
「チョップショットが良かったし、アイアンショットも良いのが沢山あったから、後はドライバーをなんとかすれば大丈夫だよ」。
11月のQスクール上がりで、かつてのフランスアマチュア王者のスタルは、「ここは初めてですが、コースは気に入りました。良いコースですし、スコアを出すには良いプレーが求められます」と述べた。
第1ラウンドは金曜日の朝8時に再開される。
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