ケネマーでの快挙達成を狙う地元の英雄ルイテン
2014年 KLMオープン
期間:09/11〜09/14 場所:ケネマーG&CC(オランダ)
オランダでの更なる成功を狙うダイソン
出場者の中の17人のオランダ人選手を除くと、サイモン・ダイソン以上に今週の「KLMオープン」を楽しみにしているであろう選手を想像するのは難しい。
イングランド人の彼は、何しろこれまで挙げたヨーロピアンツアー6勝のうちの半分をこの大会で成し遂げており、その内の2勝は2006年と2009年に今大会の開催地であるケネマーG&CCで達成し、もう1勝はヒルファースムシェGCで挙げているのである。
昨年、「KLMオープン」が4年振りにザンドフールトコースで開催された際にも彼は3位に入っており、新記録を狙う36歳のダイソンは、再びオランダの地に戻ったことに喜びを感じていると明かした。
これまで「KLMオープン」で4勝している選手はおらず、またこれまでに単一のヨーロピアンツアーで4勝を挙げた選手も僅か6人に留まる。
「ここは1年で最初にフライトを予約する場所の一つだ」とダイソン。彼は初めの2日間を共にかつての大会王者であるピーター・ハンソンとデビッド・リンと同組でラウンドする。
「勿論ここは大好きだ。2006年に始めてここへ来てプレーした時、直ぐに気に入ったのを覚えているよ。あの時はプレーオフでリチャード・グリーンを破り、2009年にまたここでやった時はピーター・ローリーとピーター・ヘッドブロムをプレーオフでやっつけることができた。今年もプレーオフへ加わることができれば、勝つチャンスは広がるんじゃないかと思う」。
「昨年も3位に入っていて、あの時も勝つべき試合だったとは言わないけれど、プレーオフへは出るべきだったんだ。15番でダブルボギーを叩き、16番ではフェアウェイの真ん中からボギーを叩いてしまった。3位は確かに良い結果だったけれど、僕はがっかりしたままコースを後にしたんだ。まあ、今年はどうなるか様子を見てみようと思う」。
「この場所、そしてこの大会は確実に僕を奮い立たせる。楽しめないホールなんて一つもない。あの1番ティに立つと、いつだって良いスコアでラウンドすることに思いを巡らせるんだ」。
ダイソンは出場した直近の大会である2週間前の「イタリアオープン」で7位タイに入るなど、今季は6度のトップ10入りを記録しており、これまでのところ、そのソリッドなシーズンを楽しんでいる。
現在「レース・トゥ・ドバイ」で35位につけるダイソンは、ここ最近はスイングに微調整を加えたこともあり、今週はそうした全ての要因が好結果に繋がることを望んでいる。
「今年は良いプレーをしている」とダイソン。「実のところ、今年はプレー内容を上回るスコアを出した大会も幾つかあったんだ。まずまずのプレーはできていたのだけど、幾つか悪い癖が出始めたので、イタリアでそれらを修正し始めたんだ」。
「イタリアでは今年一年を通したプレーと同様に良いプレーができたと思う。コーチには随分と長い間会っていなかったから、悪癖がいつの間にか出始めたんだ。例えば、左足の方にボールを置いて7番アイアンを打つという具合にね。だからスタンスを元に戻すと、ショットは俄然良くなったし、飛距離も伸びたんだ。シンプルな状態に戻す必要があり、それでボールの飛びが断然良くなったので、その取り組みが奏功しているのを実感している」。
「1週間でスイッチが入ってガラッと変わることがあるけれど、もしかしたら今週がそれかもしれない。お気に入りの大会へやってくることが引き金になったりするものなんだよ。先週はグレーム・ストームが、如何にゴルフが奇妙なものであるかを見せてくれたね。彼の言うところによると、彼はそれまで全く良いプレーができていなかったのに、いきなりプレーオフに出るまでになったんだ。あれは如何に物事を瞬時に逆転させられるかの好例だったね」。
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