昨年2位のカレカ、ロシアで本格始動なるか
2014年 M2M ロシアンオープン
期間:07/24〜07/27 場所:未定(ロシア)
ロシアでの期待値をしなやかに受け入れるジェイミソン
2014/07/24 07:22
「全英オープン」を経てモスクワへとやってきたスコット・ジェイミソンは、今週の「M2Mロシアンオープン」へ向けてはこれまでと異なる心構えが必要になるであろうと語った。
ホイレイクでは予選落ちを喫したジェイミソンではあるが、30歳のスコットランド人選手にとっては3週間にわたる素晴らしい経験を締め括るのに相応しい大会となったことであろう。何しろ彼は、「アルストム・オープン・ド・フランス」で18位タイに入り、続く「アバディーンアセットマネジメント スコットランドオープン」で8位タイに入ったことにより、「全英オープン」への出場権を勝ち取っていたのである。
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その為、賞金総額100万ユーロの「M2Mロシアンオープン」は、ギャラリーがひしめいたパリ、アバディーン、そしてリバプールでの大会と比較すると格落ち感は否めないかもしれないが、それでもジェイミソンは好調をキープすることに神経を研ぎ澄ませている。
「パリでは本当に良いプレーができた。今季最高の出来だったね。そしてスコットランドでも引き続き良い1週間を送り、『全英-』の出場権を獲得することができた」。とジェイミソン。「残念ながらホイレイクでは良いプレーができなかった。初日は風が強まった午後の遅いラウンドだったので、ピンを狙って行くのが難しかったんだ」。
「十分にフェアウェイをキープすることもできなかった。フェアウェイからであれば完全にショットをコントロールできているように感じていたのだけれど、そのフェアウェイからのショットがそこまで多くなかったんだ。幸いにも、ここロシアではフェアウェイが広くて良かったね」。
「今週はこれまでとは違った心構えで臨まなければいけない。『全英-』では、自分としては良い結果を残そうとしてはいたけれど、世界最高の選手たちが集まる中で僕への期待値は低かったからね」。
「今週は出場選手の顔ぶれも全く異なるし、僕への期待値はぐっと高まっている。だけど、そうした期待値は上手に処理しなければいけないし、初日から首位に立てなかったとしても自分を責めないようにしないといけないね。普段通りのゴルフをプレーして、それ以外のことには気を取られないようにしないといけない。僕は自信過剰になり過ぎない方が良いプレーをする傾向にあるんだ」。
ジェイミソンは、この大会がまだチャレンジツアーに組み込まれており、「M2Mロシアチャレンジカップ」と呼ばれていた2010年にトップ10入りするなど、ジャック・ニクラス設計の素晴らしいコースであるツェレエヴォゴルフ&ポロクラブには良い思い出がある。
「チャレンジツアーではここで良い1週間を送ったね。6位タイに入ったんだからね」とジェイミソン。「その前の週は『カザフスタンオープン』で2位タイに入っているんだ。この2週間はキャリアの転換期になったね。というのも、他のチャレンジツアーの大会と比べてこの2つの大会は賞金総額が桁違いに高かったから、その年のランキングを14位で終える上で、この2つの大会はとても重要なものになったんだ」。
「僕はあのシーズンのあの瞬間から今にかけてコツコツとやってきているけれど、あの2週間はランキングを一気に押し上げてくれたし、あのシーズンを力強く締め括る上で、自信も勢いもつけることができたんだ」。
彼の他には、それぞれヨーロピアンツアーで優勝経験のあるデンマークのモルテン・オラム・マドセン、イングランドのデビッド・ホージーとニック・ドハティー、そしてスペインのホセ・マヌエル・ララらが今大会の有力選手として挙げられる。かつての世界ナンバーワンのテニス選手であるエフゲニー・カフェルニコフは、3年前にプロゴルファーへの転身を遂げており、彼も今週、ツェレエヴォでティアップする予定だ。
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