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昨年2位のカレカ、ロシアで本格始動なるか

アレクサンドレ・カレカは、ここ数年良い成績を残している今週開催の「M2Mロシアンオープン」から、コースに戻ってくる。

27歳のカレカは、この大会こそ、シーズンを本格的に始動させるのにうってつけの機会だと確信している。というのも、この大会がチャレンジツアーの「M2M ロシアンチャレンジカップ」としてモスクワ近郊のツェレエヴォゴルフ&ポロクラブで開催された2年前、優勝を飾っているからだ。

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大会が欧州ツアーに昇格した昨年も、優勝したマイケル・ホーイに続く2位タイと良い成績を残した。

「ここには素晴らしい思い出がたくさんあります」とカレカ。「昨年はとても良いプレーをしたし、一昨年は優勝しました。当時、この大会はチャレンジツアーの中でも賞金が多く、この優勝がなければチャレンジツアーのランキングのトップ10入りは難しかったでしょう」。

「コースは良く知っています。素晴らしいコースですね。とてもフェアで距離が長く、グリーンは小さい。コースが長くて広いから、自分に合っているのかもしれません。僕はティショットの飛距離は長い方ですが、必ずしもストレートなヒッターではないので」。

2013年の「レース・トゥ・ドバイ」を116位で終えたカレカは、6位差でシード権確保を逃し、今季出場できる大会が限られている。それだけに、賞金総額100万ユーロのこの大会は非常に重要だと認識している。

「昨冬はそんなにプレーしなかったし、今季はこれまでのところ素晴らしいシーズンにはなっていません。シード権の関係で今季は大会に出場する機会が少ないのですが、それでも日ごとに良い感じになっています。『レース・トゥ・ドバイ』の順位をジャンプアップさせるため、今週を完璧な1週間にしたい」。

「ただ、これまで稼いだポイントや賞金は勘定に入れないようにしています。これから6週連続で出場するのですが、最初の大会で勢いに乗りたいところですね。自分のゴルフは良い感じに仕上がっているし、この土地が大好きだから、うまくいくはずですよ」。

「好成績を残したいところです。というのも、参加選手が少ない上、アマチュアの選手も多く出場し、逆に有名どころはあまりいませんから。結局のところ、良いプレーをしなければならないことに変わりはありませんが、通算10アンダーにできれば、トップ3入りは果たせると思います。これが強豪ぞろいだと、10アンダーでもおそらくトップ20入りが関の山でしょう。それが大きな違いですね」。

ほかにも、この全長7,491ヤード、パー72のコースで開催された過去の大会で好成績を残した選手が出場する。昨年トップ5入りしたデンマークのJBハンセン、そしてイングランドのジェームス・モリソンマシュー・ニクソンらだ。

欧州ツアーで優勝経験のあるスコットランドのスコット・ジェイミソン、デンマークのモルテン・オラム・マドセン、そしてイングランドのニック・ドハティらも出場。かつて世界ナンバーワンのテニス選手だったE.カフェルニコフは3年前にプロゴルファーに転身し、今週ツェレエヴォでティアップする。

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