「レース・トゥ・ドバイ」で首位に立つべく今週の「アバディーン アセットマネジメント スコットランドオープン」に臨むロリー・マキロイは「厳しい試練」が待ち受けていると予想している。

「レース・トゥ・ドバイ」を4位の状況でロイヤルアバディーンへ乗り込む北アイルランドのマキロイ。この大会の優勝者には賞金627,020ユーロが贈られるため、メジャー2勝のマキロイにとってこの大会は現在首位のトーマス・ビヨーンを追い抜くチャンスとなる。

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「『スコットランドオープン』自体が大きな大会だと思うし、今大会はこれまでで最も多くの有力選手が揃った大会なんじゃないかな」とマキロイ。

「『レース・トゥ・ドバイ』では4位の筈だね。今週ここで優勝争いをしてランキングをちょっとでも上げられたらいいね。ランキングのトップを目指して戦い、勿論その上で来週の『全英オープン』に臨めれば弾みがつくよ」。

「厳しい試練になるだろうね。今週はタフなゴルフコースが待ち受けているようだしね」。

「勿論優勝争いに加わるつもりだし、こういうコースでプレッシャーがかかった状況でどういうゲームができるのか見極めたいところだね。でも、まあ、コースへ出て行って全力を尽くすだけだし、リンクスのゴルフのプレーに慣らしたいというのもあるね」。

「自分のゴルフには手応えを掴んでいる。先週もその前も沢山練習を積んだしね。今週と来週必要になりそうなショットの練習を積んできたんだけれど、どんどんしっくりくるようになっている。低い弾道のボールを打つようにしているんだ」。

かつての世界ナンバーワンであるマキロイは荒天が予報されているスコットランドでのプレーを楽しみにしているとも明かした。また今週末はホイレークへ向けた事前調査としてのミッションも兼ねているため、「全英オープン」に向け士気も高まることだろう。

「挑戦を享受しないとね」とマキロイ。

「そういう考え方に持って行こうと思っているんだ。特に一年のこの2週間はね。リンクのコースや同様のコンディションではここのところ良いプレーができてない、なんてことは思わないんだよ」。

「15、16、17歳の頃まではいつもリンクスでプレーしたいたわけで、雨具を着てのプレーなんて、なんていうことはなかったのに、今では素晴らしいコンディションでのプレーに甘やかされているところがあるからね。アメリカではちょっとでも雨が降り始めるといつも雷雨になるから、どちらにしろ（プレーを中断して）建物の中に入らないといけないからね」。