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バルセロナから60分 PGAカタルーニャリゾート

2020/05/09 08:45

今回はPGAカタルーニャリゾートのコース紹介をしよう。

背景に優美な山々を望む景観の美しいPGAカタルーニャリゾートはワールドクラスのコースで、リゾートスタイルのツアーコースと、ドラマチックなスタジアムコースの2コースから成る。

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バルセロナから60分の位置にあるPGAカタルーニャリゾートは、過去10年間の幅広い発展により、欧州随一の統合型ゴルフリゾートという評価を得ており、コースには世界最高峰の練習設備とコーチング施設が備わっている。

過去に「スペインオープン」を3回開催(2000年、09年、14年)しているスタジアムコースは、元々1997年の「ライダーカップ」招致を目的に、スペインのレジェンドであるアンヘル・ガジャルドと「ライダーカップ」のスター選手だったニール・コールズにより設計され、「ライダーカップ」仕様であることから、ホール毎のスペースがたっぷり取られたつくりになっている。

その後、コースは2008年のデニス・オブライエンによる大規模な改修により、新たな命が吹き込まれることとなった。パー72のコースは全長7333ydに延伸され、水辺にたたずむ3番グリーン、威容を誇るパー3の11番、そして18番のフェアウェイなど、特徴的ないくつかのホールはさらに難しくなった。

以降、同コースでは欧州ツアーのQスクールファイナルステージが何度も開催されている他、2014年「スペインオープン」では、この地でミゲル・アンヘル・ヒメネス(スペイン)が欧州ツアー史上最年長優勝を遂げ、歴史に名を刻んでいる。

これに加え、5つ星のホテルカミラルは空間、居心地、そしてデザインのラグジュアリーな融合を提供し、ゴルフコース沿いには革新的な建築デザインのコンテンポラリーな別荘群が広がっている。

PGAカタルーニャのスタジアムコースでは、開場後間もない1999年に「スバルサラゼンワールドオープン」が開催され、トーマス・ビヨーン(デンマーク)が優勝を飾った。その後、同コースでは「スペインオープン」が3度開催されている。

「スペインオープン」ではブライアン・デービス(イングランド)が2000年大会を、トーマス・レベ(フランス)が2009年大会を制覇し、大掛かりな改修が行われた後に開催された2014年大会はヒメネスが優勝を遂げた。

ヒメネス優勝の年には、2018年「ライダーカップ」でキャプテンを務めたビヨーンが、コース改修について次のように称賛した。

「これで全体的に成熟し、とても見事で上品なゴルフコースになった。攻略ルートをしっかり考えなければならず、ここではティショットはトラブルを避ける上でかなり良いショットが必要とされ、もちろんグリーンでは然るべき位置にボールをおく必要がある」

「年々、距離が伸ばされ、今では大型のゴルフコースになった。ここでは、とにかく良いプレーをしなければならない」

PGAカタルーニャリゾートでは、2008年から2016年にかけて、欧州ツアーQスクールのファイナルステージも開催されている。

欧州ツアーデスティネーションとは、欧州、中東、アジア、そしてアフリカにあるワールドクラスのゴルフコースで構成される成長著しいネットワークである。各コースは欧州ツアーと緊密な関係にあり、各地域を代表する格式高いゴルフ及びライフスタイルのリゾート施設となっている。

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