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全米シニア/ジェイコブセン、「リラックスしてラウンドできた」

-最高の優勝でしたね。

ピーター・ジェイコブセン
「言葉にならないほど喜んでます。今週は最後までプレーできるか、そんな不安材料を持っての参戦でした。前の2試合は棄権していますし。しかしセントルイスの暑い気候と湿気が助けてくれました。最終日の36ホールも完走できました。今日はショットが最高の出来でしたし、パットも決まってくれました。感無量です」

-主催者側はチャンピオンに忍耐力、粘り強さ、そして技の高さを要求していました。その全てでNo.1だったということですね。

ピーター・ジェイコブセン
「我慢強さもね。36ホールは辛いよ。でも一緒に周ったのがホセ・マリア・カニザレスとクレイグ・スタドラーという良き友人2人だったから楽しかったよ。お互いにリラックスしてラウンドできました」

-10時間半のラウンド、間はたった35分の休憩でした。長丁場だけでも辛いのに、優勝争いも混戦状態でした。18番に来た時に、首位のトム・カイトがトラブルにあっていると知ってましたか?

ピーター・ジェイコブセン
「18番の2打目地点でカイトがダブルを叩いてしまったと聞きました。ですから勝つにはパーセーブしかないと分かりましたよ。キャディに『どう攻める?』と聞かれたから、7番アイアンでピン狙いだって応えたんだ。それまでの71ホールと違う攻め方を最後にだけしたくなかったんでね。良いショットでピン奥6メートルくらいにつけた。楽なパットじゃなかったけど、きっちり2パットで決めようと思ったんだ」

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