レティーフ・グーセンのプロフィール
2019年 ブリヂストン・シニアプレイヤーズ選手権
期間:07/11〜07/14 場所:ファイヤーストーンCC(オハイオ州)
ゴルフ殿堂入りから1カ月 グーセンが米シニア初優勝
◇米国シニア◇ブリヂストン・シニアプレイヤーズ選手権 最終日(14日)◇ファイヤーストーンCC (オハイオ州)◇7400yd(パー70)
メジャー通算2勝のレティーフ・グーセン(南アフリカ)が、今年2月から加わったシニアツアーで初優勝を飾った。首位に1打差の2位から出た最終日に「68」をマークし、通算6アンダーで逆転。6月上旬に世界ゴルフ殿堂入りを果たしたばかりの50歳が、初めてのシニアタイトルを手にした。
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「全米オープン」2勝(2001、04年)を含む米ツアー7勝、欧州ツアー14勝を誇る名手も、2009年の南アフリカツアー「アフリカオープン」を最後にタイトルから見放される時期が続いた。「最後の優勝は10年前のことだ。神経質にもなっていたけれど、自分でも驚くほど落ち着いていた。自分がすべきことを、しっかりと理解することができていたんだ」。1イーグル4バーディ、2ボギー1ダブルボギーと出入りの激しい内容ながら、上り2ホールの連続バーディで勝利を呼び込んだ。
年間5試合が組まれるメジャー大会の今季4戦目は、昨年まで世界ゴルフ選手権「WGCブリヂストン招待」の会場だったオハイオ州アクロンで開催。シニアに移りながらも当時と同じ7400yd、パー70の設定で行われ、「実に信じがたいコースだ。グリーンに近づくこともバーディを奪うこともタフだった」とルーキーのグーセンも距離との戦いを強いられた。
「それだけに、フェアウェイを捕らえることが最優先だった。左右から風が吹いていたので容易ではなかったが、何とかやり遂げることができたよ」。最後の17番と18番は、いずれもフェアウェイを捕らえての連続バーディフィニッシュ。後続を2打差で振り切り、両手を高々と上げてギャラリーの歓声に応えた。