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第10回大会でついに…大西魁斗が日本人初の予選落ち

◇アジアパシフィックアマチュアゴルフ選手権 2日目(5日)◇セントーサGCニュータンジョンC(シンガポール)◇6847yd(パー70)

今年で10回目を迎える大会には、今年の6人を含め延べ63人の日本人選手が出場してきた。昨年まで予選落ちした選手はいなかったが、今大会で初日「75」、2日目「72」の通算7オーバーとした大西魁斗(南カリフォルニア大)がカットラインに1打及ばず、日本人として初めての予選落ちを記録した。

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「アイアンが良くなくて、拾ってばかりのゴルフだった」と悔しそうに振り返った大西。今年で3年連続3度目の出場だったが、「全体的にフェアウェイが固くて、100yd以内は自分の打ち方では縦の距離感を全然つかめていないことに気が付いた」と、課題と反省を口にした。

それでも、終盤3ホールで2バーディをもぎ取る粘りは見せた。「ギリギリなのはわかっていたので、最後もバーディを決めないとチャンスはないと思っていた。できる限りのことはしたと思う」と、最終18番でも2mのバーディパットをカップに沈めた。

米国で学生生活を送る大西には、次週は大学の試合に加え、2つのテストも控えている。「これをもとにまた頑張りたい。来週テストがあるので、その分勉強できるかな」と苦笑いした。(シンガポール・セントーサ/今岡涼太)

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