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初ラウンドから別人 北島康介さんの上達に石川遼もビックリ

◇ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント 初日(5日)◇麻倉GC(千葉県)◇パー72

同伴プロのスコアが反映される著名人の部で首位スタートを切ったのは、5アンダーで終えたプロスイマーの北島康介さん。2位に4ストロークの差をつけ、昨年に続く2回目の出場でリーダーボードトップの座を射止めた。

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ゴルフを本格的にはじめたのは、競泳の第一線から退いた2016年4月から。昨年大会時点のベストスコア「95前後」から現在は「85」と、この1年で約10ストロークも縮める急成長ぶりだ。この日も、プロの成績とハンデを差し引いたスコアは「91」をマーク。「僕は人の言うことを聞かないから」とコーチはつけず、我流で腕を磨き続けている。

初日を同組でプレーした石川遼も「北島さんが、あまりにセンスがあるので驚いた。正直びっくりした」と絶賛。2人が同組で回ったのは、2012年「コカ・コーラ東海クラシック」のプロアマラウンド以来、2回目のこと。当時の北島さんについて石川は「まだゴルフに興味があるのかないのかわからない感じだった」という印象だっただけに、驚きを隠せなかった。

なかでも石川が強調したのは「全部(フェースの)芯に当たる」というショットのセンスだ。例を挙げたのは、2回あったというフェアウェイバンカーから約130ydのショット。「2回ともベタピン。僕もたまたま同じところにあって、先に打ったんだけど、内側につけられた」と苦笑した。

一方の北島さんも、久しぶりに間近で見た石川のプレーに感嘆。「前から、後ろから、ぜんぶ見させてもらった。集中力もすごいなあ、と思いながら。一緒に1日やらせてもらって光栄ですし、本当に感謝しています」と返し、ゴルフを通じたプロアスリート同士の交流を心から楽しんでいる様子だった。(千葉県佐倉市/塚田達也)

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