タイガー・ウッズ、フィル・ミケルソン、フレッド・カプルス、そしてマーク・オメーラの4人が集った今年の「スキンズ・ゲーム」。土曜日に行われた前半ハーフでミケルソンは3度ブッシュに入れたり、右打ちするなどハプニング続き。しかし、8番アイアンでの素晴らしいショットを肝心な場面で決め、10万ドル獲得。さて後半ハーフはどんな展開に？

10番パー5、前日の最終ホール9番でイーグルを出したフレッド・カプルス、ピンまで242ヤードを3番ウッドで2メートル半につけいきなりイーグルチャンス。しかしなんとタイガーにも5メートルのイーグルチャンスにつけられ、先に決められてしまう。一方のカプルスは「引き分け」てスキンズ持ち越しを試みるが入らず、タイガーが5万ドル獲得となった。

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続く11番ではカプルスが前ホールの悔しさを跳ね返すような完璧なアプローチでバーディチャンス。ミケルソンもバーディトライとなるがパットが入らず、このホールの5万ドルはカプルスのものに。12番ではオメーラがピン側30センチにつけるウェッジ捌きでバーディ。他3人がパットミスのため、このホールはオメーラに。13番14番が持ち越された後の15番パー3は21万ドルホールとなっていた。ここでオメーラがまたしてもピン側1メートル内につけるスーパーショットで3スキンズ分獲得、通算7スキンズの賞金も33万5000ドルとリードを広げた。

16番はカプルスが決め、17番をオメーラが決めた時点で勝負は決まったが18番は20万ドルと賞金もビッグな最終ホール。勝敗とは無関係だったが、最後にミケルソンとタイガーのバトル。ミケルソンにイーグルのチャンスだったが、15メートル級のイーグルパットはわずかにカップ右を通過。しかしバーディを決めて、タイガーパットを待った。タイガーは「引き分け」持越しをかけてのバーディパットとなったわけだが、2メートル弱のパットはカップの淵に触れながらもわずかに右を通過。ミケルソンが最後に大きな賞金を得てビリから2位に順位をあげた。

◇最終結果
優勝：マーク・オメーラ（8スキンズ）40万5000ドル
2位：フィル・ミケルソン（3スキンズ）30万ドル
3位：フレッド・カプルス（3スキンズ）17万ドル
4位：タイガー・ウッズ（4スキンズ）12万5000ドル