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全米クラブ・プロ選手権に初の女性挑戦者

今月末にケンタッキー州ルイビルのヴァルハーラGCで開催されるクラブ・プロ選手権。このヴァルハーラGCは数年前タイガーとボブ・メイが全米プロ選手権で死闘を繰り広げたコースでもあり、将来のライダーカップ開催地でもある。そんなハイランクなコースで開催される全米中のトップ・クラブ・プロの祭典に今年初めて女性の挑戦者が誕生した。35歳スージー・ウェイリーさんは2人のお嬢さんのお母さん。

しかし昨年の9月にイースタン地区の地区予選で堂々の21位で予選突破。初の本戦出場となった。LPGAプロを除けばたぶん、全米で一番上手い女性プレーヤーだ。過去3回コネチカット州のレディース・選手権で優勝。普段のラウンドでは男性プレーヤーを余裕でアウトドライブしてしまう飛距離の持ち主。彼女はニューヨークのシラキュースでの高校時代には男子ゴルフ部に所属していたという。ノースカロライナ大学を1989年に卒業した後、2回ほど1990年と1992年にLPGAツアーの試合に参戦したが、すぐに結婚してコネチカット州に移り住んでしまった。

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現在はコネチカット州エイボンのブルーフォックス・クラブの首席クラブ・プロに就任している。実際のクラブ・プロ選手権時にはウェイリーだけがレディース・ティーからの打ち出しとなるので、男性たちに比べて15%ばかり距離が短くなる。最終的に彼女がどんな成績を残すのかも期待したいが、たとえ成績が悪くても、多くの女性ゴルファーに夢を与えてくれることだろう。

スージー・ウェイリー「他の女性たちにもどんどん挑戦してほしいわ。私の最終的な成績は正直もうどうでもいいの。もちろん一生懸命戦うけど、本戦の出場できただけで充分嬉しいわ」

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