2008年のPGAツアーシード権を獲得した選手、届かなかった選手
全米クラブ・プロ選手権に初の女性挑戦者
今月末にケンタッキー州ルイビルのヴァルハーラGCで開催されるクラブ・プロ選手権。このヴァルハーラGCは数年前タイガーとボブ・メイが全米プロ選手権で死闘を繰り広げたコースでもあり、将来のライダーカップ開催地でもある。そんなハイランクなコースで開催される全米中のトップ・クラブ・プロの祭典に今年初めて女性の挑戦者が誕生した。35歳スージー・ウェイリーさんは2人のお嬢さんのお母さん。
しかし昨年の9月にイースタン地区の地区予選で堂々の21位で予選突破。初の本戦出場となった。LPGAプロを除けばたぶん、全米で一番上手い女性プレーヤーだ。過去3回コネチカット州のレディース・選手権で優勝。普段のラウンドでは男性プレーヤーを余裕でアウトドライブしてしまう飛距離の持ち主。彼女はニューヨークのシラキュースでの高校時代には男子ゴルフ部に所属していたという。ノースカロライナ大学を1989年に卒業した後、2回ほど1990年と1992年にLPGAツアーの試合に参戦したが、すぐに結婚してコネチカット州に移り住んでしまった。
<< 下に続く >>
現在はコネチカット州エイボンのブルーフォックス・クラブの首席クラブ・プロに就任している。実際のクラブ・プロ選手権時にはウェイリーだけがレディース・ティーからの打ち出しとなるので、男性たちに比べて15%ばかり距離が短くなる。最終的に彼女がどんな成績を残すのかも期待したいが、たとえ成績が悪くても、多くの女性ゴルファーに夢を与えてくれることだろう。
スージー・ウェイリー「他の女性たちにもどんどん挑戦してほしいわ。私の最終的な成績は正直もうどうでもいいの。もちろん一生懸命戦うけど、本戦の出場できただけで充分嬉しいわ」
あなたにおすすめ
ブラインドホールで、まさかの打ち込み・打ち込まれ!!ゴルファー保険でいつのプレーも安心補償!