「杉原輝雄 お別れの会」にAONらが参列
青木、ジャンボ、遼らが復興支援チャリティプロアマに参加/杉原輝雄メモリアル
東日本大震災復興支援のチャリティイベント「杉原輝雄メモリアル 東日本大震災復興支援 チャリティプロアマゴルフ大会」が16日(月)、兵庫県の鳴尾ゴルフ倶楽部で行われ、青木功、尾崎将司をはじめとした男子プロゴルファー33人が参加した。
同イベントは昨年3月の震災を受け、故杉原輝雄氏の遺志を継ぐ、残された永久シード選手6人を発起人として立ち上げ。石川遼や池田勇太ら若手プレーヤーも無報酬で参加し、99名のアマチュアとともにラウンドをともにして被災地への義援金を募った。
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尾崎は、昨年末がんのため亡くなった杉原氏を改めてしのび「杉原さんとは互いにゴルフだけを追及してきた。病に倒れてからも、最後までゴルフのことが頭から離れなかったと思う。自分も杉原さんのように、一生現役でありたいと思う」と意欲。
また、同イベントについて「杉原さんはチャリティ活動に熱心で、ファンを誰よりも大切にしていた。我々もそれを見習ってこの大会を継続させていきたい。プレーで勇気を与えようとはいっても、より多くの義援金を集めることのほうが大事。それにはアマチュアの方々の協力が重要で、今まで以上にアマチュアの方々を大切にしていかなければならないと思う」と持論を展開しながら、今後もゴルフ界が一体となって復興に寄与していくことを願った。
また、石川も「僕にとって杉原さんは、会えただけで光栄な、雲の上の存在でした。あれだけの選手なのに、トーナメント関係者やコースの方々、そしてファンに対して感謝の気持ちを強く持っている方でした。僕に『プロスポーツ選手とは何か』を教えてくれた人。今、自分がここにいられるのは誰のお陰なのかということをつねに考えています」と思いを巡らせ「被災地はまだまだ大変な状況なので、お金をはじめ色んなサポートが必要です。これからも個人はもちろん、選手会などが大きな力でサポートしたいと思っています」と話した。