橋本美月が3打差2位で最終日へ/アジア女子アマ3日目
2021年 アジアパシフィック女子アマチュア選手権
期間:11/10〜11/13 場所:アブダビGC(ドバイ/UAE)
ベストスコア「67」で6位浮上 稲垣那奈子は「I WANT TO WIN!」
◇アジアパシフィック女子アマチュア選手権 3日目(12日)◇アブダビGC(UAE)◇6431yd(パー72)
ピンクのスカートをなびかせて、この日のベストスコアとなる5アンダー「67」をマークした稲垣那奈子が、首位と6打差6位タイに浮上した。
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ホールアウト時点では、首位と3打差。直後に受けた英語インタビューでは「I WANT TO WIN.(優勝したいです)」と答えたが、「言っちゃった…って思いました。(勝ちたいとは)思っていますけど、言うほど思っていないです(笑)。知っている単語だから言っちゃいました」と赤面した。
それでも、調子は上向きだ。前日は左に曲がるショットに苦戦したが、ホールアウト後の練習場では「そんなに悪くなくて、どうして良くなかったのか分からなかった」という状態。だが、自分の癖は把握している。ヒール気味に当たらないように、打つ球の向こうにもう一つの球を置いてフェースのトゥ目で打つ練習や、身体がスウェーしないように、腰の左にキャディバッグを置いて打つドリルなどで調整した。
折り返した後半は10番から3連続バーディ奪取。橋本美月が伸ばしているのを見て「美月ちゃんがどんどん行ってくれていたので、安心して攻められました」と、自分でブレーキを踏みがちな心にも余裕を持てた。
「あしたは大学カラーのえんじ色と、下は紺で地味なので…」と、この日は素足を出してプレー。爽快に18ホールを駆け抜けて「あと1日で終わっちゃう…」と名残惜しそうに目を伏せた。(アラブ首長国連邦アブダビ/今岡涼太)
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