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出場選手の4分の1が失格 米ミニツアーで珍事

新型コロナウイルスの感染拡大によって世界の主要ツアーが中断を余儀なくされている中、米国のミニツアーで出場選手60人のうち約4分の1にあたる14人が失格となる珍事が発生した。

9月から4月にかけてアリゾナ州で試合を開催しているアウトローツアー。3月30日にフェニックス郊外のベラードGCで開幕した「ベラードファウンダーズ選手権」初日、3番(パー3)で14人もの選手が間違ったティイングエリアを使用して失格となった。

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米ゴルフニュースネットによると、大会のためにコースが閉鎖されておらず、直前を回っていた一般プレーヤーが使用した204ydのティイングエリアを続けて使用してしまった。後続も含めて3サム4組と2サム1組が違反。選手のスコアカードには222ydと記されていたものの、ティイングエリアが移動しているとの情報は通達されていなかったという。

次のホールのプレーに入る前に正しいティイングエリアに戻って打ち直していれば2罰打だったが、気づかずにプレーを続けたため失格となった。

トーナメントディレクターのジェシー・バーガート氏はフェイスブックに声明を発表。「規則に対する違反は失格となる。それははっきりしており、最も従うべきルールのひとつだ」と説明した。

【ゴルフ規則6.1b】(抜粋)
ホールをスタートするプレーヤーがティイングエリアの外(同じホールや別のホールの異なるティイング場所にある間違ったティマーカーからプレーした場合を含む)からプレーした場合
ストロークプレー。プレーヤーは一般の罰(2罰打)を受け、ティイングエリアから球をプレーすることによってその誤りを訂正しなければならない。
・ティイングエリアの外からプレーされた球はインプレーではない。
・そのストロークと、誤りを訂正する前に行ったストローク(行ったストロークと単にその球をプレーしたことに対する罰打を含む)はカウントしない。
・プレーヤーが別のホールを始めるためのストロークを行う前に、またはそのラウンドの最終ホールではそのプレーヤーのスコアカードを提出する前にその誤りを訂正しなかった場合、プレーヤーは失格となる。

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