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JGA山中博史専務理事に「けん責処分」 アマチュア古江彩佳のクラブ破損で

日本ゴルフ協会(JGA)が、6月「日本女子アマチュア選手権」でアマチュア古江彩佳のクラブを破損させた山中博史専務理事に対し、倫理委員会と理事会の決議を経て、「けん責処分」にしていたことがわかった。7月31日にJGAホームページで報告した。

本人からの「役員報酬の30%を向こう6カ月間自主返納したい」との申し出も受理された。

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山中氏は6月28日の同大会最終日にカートを運転して、最終組のカートに接触。優勝争いをしていた古江の3Wをへし折った。山中氏は同29日にJGAホームページに謝罪文を掲載。JGAは山中氏への事情聴取をもとに再発防止策と処分について協議、検討していた。

カートにも同乗していた竹田恆正・会長は「古江さんをはじめ、出場選手、大会関係者他、多くの皆様にご迷惑とご心配をおかけしたことを改めてお詫び申し上げます。 再発防止のため、関係者の指導、教育を再度行うとともに、カート使用規約を整備いたしました。二度とこのようなことが起こらないように役員、委員、職員一丸となって取り組んでまいる所存です」と説明した。

レギュラーツアー「大東建託・いい部屋ネットレディス」に出場中の古江は、処分について記載されたホームページは「見ていないです。お母さんから話は聞きました。もう終わった話」と話した。

大会は連日順延となるなか、古江は首位に7打差の11位から第3ラウンドを出て6バーディ、1ボギーの「67」で回り、通算9アンダー3位に浮上した。“事故”後に投入した新3Wについて「使ってはいます」といい、この日は「(活躍)してないですね」と話すにとどめた。

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