「全米女子プロゴルフ選手権」初日スコア
2023年 KPMG全米女子プロゴルフ選手権
期間:06/22〜06/25 場所:バルタスロールGC ローワーコース(ニュージャージー州)
古江彩佳と笹生優花が3打差6位発進 畑岡奈紗33位 渋野日向子は出遅れ
◇海外女子メジャー◇KPMG全米女子プロゴルフ選手権 初日(22日)◇バルタスロールGC(ニュージャージー州)◇6621yd(パー71)
今季のメジャー第2戦が開幕した。ジャック・ニクラスと青木功が1980年「全米オープン」で演じた“死闘”で知られるバルタスロールGCに日本勢8人が挑戦。米ツアーの年間ポイントレースで3位につける古江彩佳と、メジャー1勝の笹生優花がともに「69」で回り、首位に3打差の2アンダー6位で滑り出した。
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5アンダーの単独首位に南アフリカのリーアン・ペース。4アンダーの2位に2016年大会で優勝したブルック・ヘンダーソン(カナダ)、中国のイン・ルオニンとリン・シユが並んだ。古江、笹生と並ぶ6位グループには前週優勝のレオナ・マグワイア(アイルランド)も名を連ねた。
笹生は折り返しの18番(パー5)、残り約210ydからUTで4mほどに2オンしてイーグルを奪取。アゲンストの風ながら、ティイングエリアが前に出される好条件も生かす1Wショットも含めた完ぺきなプレーでスコアを伸ばした。
「風が結構舞っていた」という4番(パー3)でバンカーから脱出に2打を要してダブルボギーも、続く5番はバンカーからチップインバーディ。体調不良からの復帰戦でもあるメジャーで好スタートを切り、「やることをしっかりやって、楽しんでいきたい」と冷静に話した。
畑岡奈紗は4バーディ、3ボギー1ダブルボギーと出入りの激しい展開を「72」でまとめ、世界ランキング1位のコ・ジンヨン(韓国)らと同じ1オーバーの33位で初日を終えた。
西村優菜と西郷真央は連覇がかかるチョン・インジ(韓国)、リディア・コー(ニュージーランド)らとともに3オーバーの61位で2日目を迎える。
メジャーで約1カ月ぶりの米ツアー出場となった渋野日向子はバーディなし、7ボギーの「78」を叩き、野村敏京と同じ7オーバー134位。勝みなみは2つのダブルボギーを含む「79」で8オーバー146位と大きく出遅れた。