バーディ締めで首位に再び迫って予選ラウンドを終えた畑岡奈紗

◇米国女子◇ロッテ選手権 2日目（13日）◇ホアカレイCC (ハワイ州)◇6303yd（パー72）

3位から出た畑岡奈紗は午後に6バーディ、4ボギーの「70」で回り、通算6アンダーとして5位に一歩後退した。8アンダーのソン・ユジン（韓国）と2月「ホンダLPGAタイランド」で2位に入ったナッタクリッタ・ウォンタウィラップ（タイ）との差2ストロークを追う。

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風が刻々と強まるなか、畑岡は中継局WOWOWのインタビューで「この風のなかですごく集中してプレーできている。4つのボギーはもったいないけれど、きのうよりもバーディをたくさん獲れている部分は良かった」とコメント。昨年大会では予選落ちを喫していただけに「悔しい思いをしたので、ひとまず上位で予選通過できて良かった」と安堵した。

「最近は3日目、4日目が課題。あす以降もバーディを1つずつ積み重ねていけたら」と話し、首位を射程に捉えて迎える週末の戦いを見据えた。

渋野日向子は18位に後退して決勝ラウンドへ

7位スタートの渋野日向子は3バーディ、4ボギーの「73」とスコアを落とし、通算2アンダーの18位に順位を下げた。首位とは6打差で決勝ラウンドに入る。

スポット参戦の原英莉花は38位から4バーディ、3ボギーで「71」で回り、1アンダーの27位で予選ラウンドを終えた。

ともに初日3オーバー92位と出遅れた古江彩佳と西村優菜は、それぞれ「68」で1アンダー27位、「70」で1オーバー47位と巻き返した。

38位から1バーディ、5ボギー2ダブルボギーの「80」と崩れた勝みなみは、上原彩子と同じ8オーバー126位。米ツアーのルーキーイヤー3戦目で初の予選落ちを喫した。

野村敏京は前半インを終えて故障のため途中棄権した。