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2008年 全英リコー女子オープン
期間:07/31〜08/03 場所:サニングデールGC(イングランド)

20歳の申智愛がメジャー制覇! 不動は3位、宮里は5位で終える

イングランドにあるサニングデールGCで開催されている、海外女子メジャー最終戦「全英リコー女子オープン」の最終日。2位からスタートした韓国の申智愛が中盤以降に抜け出し、通算18アンダーで逆転優勝。ツアー初勝利をメジャーで飾る快挙を達成した。

20歳の若さで韓国ツアー2年連続賞金女王。日本ツアーでも1勝を挙げている申が、海外メジャーでも主役となった。5番のバーディで首位の不動裕理に並ぶと、9番でボギーを叩いた不動に対し、申はバーディを奪取。一気に2ストローク差に広げ、その後は独走態勢に入った。最終的には6バーディ、ノーボギーの「66」、2位に3打差をつける余裕の勝利。「全米女子オープン」を制した19歳のI.B.パークに続き、若き韓国勢が2大会連続でメジャータイトルを獲得した。

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単独首位からスタートした不動は、セカンド以降でピンに寄せきれない苦しい展開。優勝争いの重圧からか、パットも打ち切れずショートする場面が目立ち、1ストローク伸ばすにとどまった。通算14アンダーの3位タイに終わり、31年ぶりの日本人メジャー制覇は叶わなかった。

首位に2打差でスタートした宮里藍は、15番を終えた時点で通算15アンダーと粘りを見せていたものの、終盤でスコアを落とし通算13アンダーの単独5位。上田桃子は3ストローク伸ばし、通算11アンダーの7位タイに浮上。不動、宮里、上田の3人は、来年度の出場シード権(上位15位以内)を獲得している。横峯さくらは、通算6アンダーの24位タイで競技を終えた。

通算15アンダーの単独2位には、今季メジャー第2戦「マクドナルドLPGAチャンピオンシップ」を制したヤニ・ツェン(台湾)。前年度の覇者ロレーナ・オチョア(メキシコ)は、通算11アンダーの7位タイ。アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は通算6アンダーの24位タイでフィニッシュし、現役最後となるメジャー戦を終えた。

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