首位に1打差と絶好のスタートを切った宮里藍（David Cannon /Getty Images）

米国女子ツアー第3戦「HSBC女子チャンピオンズ」が、シンガポールにあるタナ・メラCCで開幕。首位にはポーラ・クリーマー、アンジェラ・パーク（ブラジル）、ジェーン・パークの3人。日本勢は宮里藍宮里藍の4位タイを筆頭に、揃って好スタートを切っている。

今季開幕戦から5位、22位と上位フィニッシュを続けて3戦目を迎えた宮里藍。4位タイスタートと、今季一番の滑り出しとなった。前半、2バーディ、ノーボギーと手堅くまとめて迎えた後半は、12、13番で連続バーディを決めると、さらに15番でもバーディ。最終18番でボギーを叩いたものの、首位と1打差の4アンダー、4位タイ。悲願の初優勝へ向けて好スタートを切った。

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今季2戦目となる上田桃子は、序盤の4、6番で叩いたボギーを前半のうちに返済。さらに、10番でもバーディを決めて1アンダーとすると、17番でもバーディを奪い2アンダー。このままフィニッシュするかと思われたが、宮里と同じく18番でボギーを叩き1アンダーでフィニッシュ。ブリタニー・ラング、金美賢（韓国）らと並び16位タイで初日を終えている。また、前週の「ホンダLPGAタイランド」では不本意な結果に終わった大山志保は、この日は最終18番でのバーディを含む3バーディ、1ボギー、1ダブルボギーでラウンド。ヤニ・ツェン（台湾）らと並びイーブンパーの25位タイと、まずまずのプレーを見せた。

首位には、爆発力のあるジェーン・パーク、2007年の新人王アンジェラ・パーク、そして、賞金女王を狙うポーラ・クリーマーと、いずれも優勝する力を持った3人が5アンダーで並んでいる。注目のロレーナ・オチョア（メキシコ）は、3バーディ、ノーボギーと安定したゴルフを披露し、6位タイでホールアウト。アンジェラ・スタンフォードらと並び、大会連覇＆2週連続優勝へ向けて、好スタートを切っている。