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米国女子シスコワールドレディースマッチプレーチャンピオンシップの最新ゴルフニュースをお届け

予想通り!? A.ソレンスタムVS朴セリとなった

準決勝第一試合はA.ソレンスタムL.ケーンの対決。序盤からパーセーブを繰り返すソレンスタムに対し、ケーンはショットが乱れ自滅のような形になった。13番ホールでソレンスタムがバーディを奪い5アップでドーミーホールを迎えた。しかし、14、15番ホールはケーンが意地を見せ3アップまで戻したが、16番ホールでソレンスタムがトドメのバーディを奪った。スコアは3アンド2だった。

第二試合は韓国の朴セリと台湾の黄玉珍との対決となった。今大会アイアンが絶好調の朴は、スタートホールを取った。3番でオールスクエアとなったが、その後は終始朴が試合を引っ張った。14番ホールでこの試合7つ目のバーディを奪い6アンド4で決勝にコマを進めた。

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これぞマッチプレーといったハイレベルな戦い

米ツアーランキング首位のアニカ・ソレンスタム、そして2位の朴セリとのファンも日本のゴルフファンも望んだ好カードとなった決勝戦。準決勝まで互いに隙の無いゴルフをしてきた2人の対決は1つの流れが勝敗を決めた。

スタートから1番、2番と朴のアイアン絶好調で2アップにすると、6番を終えてなんと4アップという一方的な展開となった。しかし、ドラマはこれから始まった。8番で朴が久しぶりのボギーを叩き、ソレンスタムが1つ返すと、11番ホールまでソレンスタムが連取し、オールスクエアとなった。

そして15番でソレンスタムがバーディを奪ったのに対し、朴のバーディパットは惜しくもカップにけられてしまった。このホールの1アップを最後まで守ったソレンスタムが勝利を収めた。

「惜しかったです。前半リードしていて、私自身はちゃんとプレーをしていたつもりだが、8番、15番がキーホールだった。8番でアニカ(ソレンスタム)のドアを明けてしまったという感じ。マッチプレーは好きになってきてますし、また来年ぜひ参加したいです」敗れはしたが、”さすが”と思わせるプレーを随所で見せてくれた朴。来週は家族と休養を取り再来週行われるシーズン米ツアーの最終戦に出場する予定だ。

怒涛の4連続奪取で勝利を呼び込んだソレンスタムは、この1勝で2年間K.ウェブに奪われていた賞金女王の座奪回を決定付けた。

「大変な逆転劇でエキサイティングでした。8番の朴選手のミス、特に11番のバーディがキーでした。これで勝つことができるのではないかと思いました」11番でオールスクエアにもどしたのだが、勢いがついたソレンスタムは、この時点で勝利を確信したという。先週予定されていた韓国での試合が中止になったこともあり、来週も日本に滞在する予定にしている。そして、来週のミズノクラシックにエントリーし、ウェイティングに入っているという。来週もソレンスタムのプレーが間近で見られるかも知れない。

関連リンク

2001年 シスコワールドレディースマッチプレーチャンピオンシップ



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