米国女子ツアー最終戦となる「ADTチャンピオンシップ」が、11月20日(木)から23日(日)までの4日間、フロリダ州ウェストパームビーチにあるトランプ・インターナショナルゴルフクラブで開催。2003年シーズン31試合のラストゲームが幕を明ける。

今シーズンの賞金女王は、すでにアニカ・ソレンスタムが3年連続の栄冠を確定させているが、この最終戦に勝つことも大きな意義がある。今シーズンの賞金ランキング上位30名のみしか出場できず、調子のいい選手ばかりが顔を揃えるからだ。

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優勝候補は、やはり賞金ランキングトップのアニカだ。昨年の大会では、最終日に4ストローク伸ばし通算13アンダーでフィニッシュ。逆転優勝でシーズン11勝目を飾った。今シーズンは、米国男子ツアー「バンク of アメリカコロニアル」に出場するなど話題も作り、ツアー参戦10年を経過し”殿堂入り”も果たした。「シーズン11勝を果たした昨年をも上回る最高のシーズンを過ごせた」というアニカは、その最高のシーズンを優勝という形で終結させることができるのだろうか。

賞金ランキング2位の朴セリ、3位のグレース朴、4位のハン・ヒーウォンといった今年も好調な韓国勢にも注目したい。とくに朴セリは、10月末に行われた地元韓国の男子ツアー『SBSスーパー・トーナメント』で見事予選通過し、10位でフィニッシュした。男子ツアーでの経験と自信を活かし、今季4勝目を狙う。