米国女子ツアー第26戦『ロングスドラッグスチャレンジ』が、カリフォルニア州のリンカーンヒルズクラブで開催される。昨年は4月に開催されたが、日程変更があり今年はシーズンの終盤に開催されることになった。

そして、女王ことアニカ・ソレンスタムは昨年と同じくこの試合には出場を予定していない。先週シーズン5勝目を挙げ、賞金争いで2位の朴セリに対し40万ドルの差をつけた。残り試合数を考えるとアニカの賞金女王はほぼ確定的なのだが、まだ勝負はついていない。その状況でもアニカは冷静に出場試合を計っているようだ。

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昨年の大会は、8アンダーをマークしたクリスティ・カーが韓国のハン・ヒーウォンを1打差でかわし優勝を収めた。米ツアーの中でも一際身体の小さいカーが、やはり小柄なハンを振り切った。カーはこの試合がツアー初優勝、その後も好調を維持し、今ではツアーの中心メンバーとなっている。

今週アニカは出場しないが、ライバルの朴セリ、グレース朴など韓国の強豪は出場予定だ。2人にとっては、アニカの居ぬ間に少しでも賞金の差を縮めておきたいところだが、他の選手も黙ってはいない。

2試合前に1年ぶりの優勝を果たしたカリー・ウェブも優勝を狙う一人だ。先週の「セーフウェイクラシック」では、2日目にスコアを崩したが、最終日に再浮上し17位に入った。爆発力のあるウェブだけに、完全復活が期待される。

今週の日本勢は、先週と同じく福嶋晃子と小俣奈三香の2人。先週は惜しくも予選落ちになった2人だが、今週は意地を見せてもらいたい。

【主な出場予定選手】
朴セリ、グレース朴、福嶋晃子、小俣奈三香