「ステートファームクラシック」9位タイ発進、宮里美香のコメント
2003年 ステートファームクラシック
期間:08/28〜08/31 場所:ザ・レールGC(イリノイ州)
C.クン、H.W.ハンの間にベテランのL.デービースが割って入った!
イリノイ州のスプリングフィールドで開催されている、米国女子ツアー第23戦『ステートファームクラシック』の3日目。初日から首位をキープする台湾のキャンディ・クンが1ストロークしか伸ばせなかったが、それまでの貯金がモノをいい、首位をキープしている。
2日目のスタート時に、連続ボギーを叩いたクンだが、その後はすぐに気持ちを切り換えて再びバーディラッシュに入った。しかしこの日は、5番パー3でボギーとすると、9番、11番でもスコアを崩してしまった。ところが、このまま崩れていかないのが先週優勝した自信なのだろうか。なんとか1ストローク伸ばしてホールアウトしている。
<< 下に続く >>
首位のクンに1打差13アンダーまで伸ばしてきたのは、ベテランのローラ・デービースだった。日本のツアーにも数多く参戦しているデービースが、8番パー5でイーグルを奪うなど、バーディも4つ奪って、単独2位に浮上。若手で小柄な選手ばかりの上位陣を振り払うように割って入ってきた。
さらに1打差の12アンダーには、逆転には最高の位置をキープしているハン・ヒーウォンがつけている。ハンは、初日に5連続バーディという離れワザを見せたが、その後は69、69と平凡な成績ながら上位をキープ。今季2勝しているだけに戦い方まで身についてきたのか。
また、ハンと同郷のグレース朴、朴セリも順位を上げている。今週も賞金ランキング首位のアニカ・ソレンスタムが欠場しているので、2位の朴セリ、3位のグレースには差を縮める絶好のチャンスだった。そのわりには思ったほど、好位置につけられていないが、賞金は積み重ねが大事。1つでも上を目指して頑張ってもらいたい。