【WORLD】エビアンマスターズのメジャー昇格の是非
2003年 エビアンマスターズ
期間:07/23〜07/26 場所:エビアンマスターズGC(フランス)
上位陣は順調に伸ばした。アニカは!?
フランスで開催されている米国女子ツアーの「エビアンマスターズ」2日目。首位と1打差の5アンダー単独2位からスタートしたロジー・ジョーンズが、4ストローク伸ばして9アンダーの単独首位に浮上した。ジョーンズは17、18番の上がり2ホールを2日連続バーディフィニッシュ、残り2日間もスコアを伸ばしそうだ。
初日首位のロレーナ・オチョアは2ストロークしか伸ばせなかったが、首位に1打差の単独2位と好位置をキープ。同じく首位からスタートしたジュリー・インクスターは、スコアを伸ばすことができなかったが、6アンダーを維持し3位に止まっている。インクスターと同じ3位には、この日のベストスコア67をマークしたスウェーデンのソフィー・グスタフソンが浮上してきた。スコアを2つ伸ばして迎えた後半、13番でこの日4つ目のボギーを叩きスタート時の1アンダーに戻してしまった。ところが、15番から3連続バーディを奪うと最終18番はイーグルを奪い、終盤の4ホールで5ストローク伸ばしてきた。
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この日67をマークしたもう1人の選手は、地元開催に燃えるパトリシア・ムニエル・レブーだった。前半3ストローク伸ばし、初日3連続ボギーを叩いたホールを無難に乗り切ると、さらに2ストローク伸ばして4アンダー。37位から9位に急上昇し、優勝争いに加わる勢いだ。
そのレブーと同じ組でラウンドしたディフェンディングチャンピオンのアニカ・ソレンスタムだが、初日はイーブンパーの31位と奮わなかった。2日目もボギーが先行し前半はイーブン。そして、後半は13番までに立て続けに3つのボギーを叩き、この日は1オーバーでのラウンドになってしまった。順位も34位とアニカらしくない位置になっている。
今週日本からは小林浩美が唯一出場している。初日3オーバー54と出遅れたが、この日は前半だけで4バーディを奪った。この時点でアンダーパーグループに名を連ねていたが、後半はボギーを2つ叩き再びオーバーパーグループに逆戻り。それでもアニカと同じ34位までは順位を伸ばすことができた。