中井学のウェグマンズLPGA選手権レポート/3日目
2004年 ロングスドラッグスチャレンジ
期間:09/23〜09/26 場所:ザ・リッヂGC(カリフォルニア州)
強豪蹴散らしたC.キムがツアー初優勝!東尾は粘って34位
カリフォルニア州にあるザ・リッヂGCで開催されている、米国女子ツアー第26戦「ロングスドラッグスチャレンジ」の最終日。最終ホールまでもつれた優勝争いは終盤猛チャージをかけた若手クリスティーナ・キムがカリー・ウェブを1打差で振り切りツアー初優勝を挙げた。
最終組から1つ前の組で周ったキムとウェブ。11番ホールを終えた時点では、ジュリー・インクスターが17アンダーでキムとウェブに3打差をつけ独走態勢に入ったかに見えた。しかし、そこからキムは3つのパー3で全てバーディを奪うなどの勢いでトップに立った。
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最後は3度賞金女王になったウェブとのデッドヒート。この日1イーグル、5バーディと大健闘したが、17番ではキムのバーディに対し、ウェブはパーで勝負あり。ツアー参戦2年目のキムが、最後の8ホールで5バーディを奪ってスコア「65」で締めくくり、通算18アンダーでホールアウト。記念すべき1勝を強豪勢からもぎ取った。
キムと1打差にウェブ、2打差にインクスターがホールアウト。最終日首位スタートのレタ・リンドレーは2バーディ、5ボギー、1ダブルボギーと大崩れし、13位タイで競技を終えた。逆にこの日のベストスコア「60」をマークしたアンナ・アッカー・マコスコが5位タイまで急上昇した。
唯一の日本人選手、東尾理子は終盤で力を発揮。前半でダブルボギー、ボギーと2つスコアを落としたが、後半2バーディを奪って通算3アンダー、34位タイでフィニッシュした。
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