2005年 全米女子オープン
期間:06/23〜06/26 場所:チェリーヒルズビレッジ(コロラド州)
M.ウィ、M.プレッセル、トップにアマチュアが2人も並ぶ!
コロラド州、チェリーヒルズビレッジで行われている、米国女子ツアー第16戦「全米女子オープン」の3日目。通算1オーバーで、トップに立ったのが15歳のスーパーアマチュア、ミッシェル・ウィ、同じく16歳のアマチュアのモーガン・プレッセル、そしてカレン・スタップルズ(イングランド)の3人。
なかでも、この日追い上げてきたのがスタップルズだ。9番から14番にかけて6ホール連続でバーディを奪うなど、とにかく爆発力があった。4つのボギーを叩き、やや出入りが激しい一面も見せたが、明日の最終日はベストポジションから優勝を目指す。
<< 下に続く >>
さらにウィも、3バーディの4ボギーとスコアを1つ落としたものの粘りのプレーで首位に並んだ。力を持っている選手だけに、アマチュアでの全米女子制覇も夢ではない。そして、もうひとりのアマ、プレッセルも3バーディ2ボギーとスコアを1つ伸ばしてきている。
また、18歳ルーキーのポーラ・クリーマーも、イーブンパーでまとめて、通算2オーバーの4位タイで3日目を終了。逆転優勝に向けていいポジションにつけた。
一方、2日目に首位に立っていたニコル・ペロット(チリ)は、この日スコアを7つ落とし、通算5オーバーの12位タイへと後退。さらに2位からのスタートとなった、ロレーナ・オチョア(メキシコ)も、6つスコアを落として通算6オーバーの16位タイに後退した。
そのほか、注目の女王アニカ・ソレンスタム(スウェーデン)は、6番のショートでダブルボギーを叩くなど、この日も思うようにスコアを伸せず通算6オーバーの16位タイに低迷。日本勢でただ一人、決勝に駒を進めた肥後かおりは、この日スコアを6つ落とし、通算14オーバーの60位タイで3日目を終えている。