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2010年 コーニングクラシック
期間:07/01〜07/04 場所:ハイランドメドーズGC(オハイオ州)

桃子のガッツUSA!!

桃子、ひざサポ外してスコアを伸ばし「満足!」

米国女子ツアー「コーニングクラシック」の最終日。通算5アンダー、23位タイでスタートした上田桃子は、序盤静かなゴルフを展開。そして、中盤に入り7番パー5で3打目のアプローチをピンの右1mにつけてバーディを奪うと、早々に右手でガッツポーズを作った。

後半に入っても10番で下り4mのバーディパットを沈め再びガッツポーズ。勢いに乗った上田は12番でもバーディを奪い8アンダーまでスコアを伸ばした。その後、16番ではフェアウェイからの2打目で木に当ててしまいボギーをたたく。

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ところが、この日の上田は最後まで気合いがこもっていた。17番パー5では2オンこそできなかったが、カラーからおよそ7mのイーグルパットをわずかにショートしながらもバーディ。そして最終18番でも2打目をグリーン手前のラフまで運びバーディフィニッシュ。

通算9アンダー、単独16位でホールアウトした上田は「くそー! 16番もだし、17番も18番もショート、ショートでしょ。16番も完璧だと思ったショットが(木に)当たったし、最後の2つともライン見えてたんだけどな」と、スコアを伸ばしたことよりも終盤でもっと伸ばせたと悔やむ。

その一方で、「くそーっと思うけど、3日目、4日目はピン位置も難しかったし、風もあったので、このなかで4アンダーで回れたのはよかった。ピンチというピンチも1ホールだけだし、それもアンラッキー。落ち着いてプレーできるようになりました」。先週のメジャー第2戦が予選落ちに終わった直後に、結果を出せたことには満足している。

この日の上田は、最近のトレードマークになっていた膝のサポーターもテーピングもしていなかった。「テーピング取れるまで長ズボンをはこうと決めてたんです。自分の中で言い訳にしたくないポイントだったので。今日は暑いと聞いていたし、さすがに長ズボンは無理って(笑)。でも、1日痛みもなかったし、気持ちが晴れました。こんなに早く取れるとは思ってなかった。トレーナーさんにも感謝したい」。スコアが良かったことで、精神的だけでなく肉体的にも良好な1日を送った上田。次週にはメジャー第3戦が待ち受けている。この勢いで上位進出を狙う。

2010年 コーニングクラシック



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