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今季シニア最終戦のマークセンが首位に浮上

◇国内シニア◇富士フイルム選手権 2日目(2日)◇江戸崎カントリー倶楽部(茨城)◇6991yd(パー71)

15位から7打差を追ってスタートしたプラヤド・マークセン(タイ)が7バーディ、1ボギー、この日ベストの「65」をマーク。通算5アンダーで田村尚之と首位に並び、大会連覇と今季6勝目に前進して最終日を迎える。

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3年連続の賞金タイトルを決めて乗り込んだディフェンディング大会。11月下旬から米国シニアツアー(チャンピオンズツアー)のファイナルQTに挑戦することもあり、今週が今季の国内シニアラストゲームとなる。現在は「アメリカ用に」1インチ伸ばした1Wシャフト(45インチ)を試すなど、月末の戦いに向けても準備を進めている。

今週130万円以上を加算すれば、自身が昨季に記録したシニアツアー年間最高賞金額(7000万4791円)を更新する。単独11位以上が最低条件となるが、このビッグスコアで優勝の現実味も帯びてきた。「このまま良いプレーができれば(最高額を)更新できると信じているし、あした5アンダー出せれば勝てると思う」と、有終のフィニッシュを頭に描いた。

単独首位から「72」とした田村は、マークセンに並ばれながらもリーダーボードトップの座を死守。2016年大会以来となるツアー通算2勝目をかけて、強敵との優勝争いに臨む。

通算3アンダーの3位にバリー・レーン(イングランド)と久保勝美。通算2アンダーの5位に汪徳昌(台湾)とキム・ジョンドク(韓国)が続いた。8位発進の倉本昌弘は「75」と落とし、通算3オーバーの19位に後退した。

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