<スコア> JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ
2023年 JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ
期間:11/23〜11/26 場所:宮崎CC(宮崎)
山下美夢有が2年連続で年間女王 大会連覇
◇国内女子メジャー◇JLPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ 最終日(26日)◇宮崎CC(宮崎)◇6497yd(パー72)◇天候晴れ(観衆3837人)
プロ4年目の山下美夢有がツアー最終戦を連覇して2年連続の年間女王を決めた。
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メルセデスランキング1位で最終日は首位スタート。3、5番(パー3)でボギーが先行し、一時は首位から陥落したが、8(パー3)、9(パー5)、13(パー5)、16番(パー3)でバーディを奪取して「70」をマークし、通算10アンダー。逃げ切りで今季5勝目、通算11勝目を挙げた。
2年連続の年間女王は2015、16年のイ・ボミ(韓国)以来8人目、最終戦2連覇は07、08年の古閑美保以来4人目。また2年連続年間5勝は1988年ツアー制施行後では不動裕理、宮里藍、イ・ボミに続く4人目となった。
山下は中継インタビューで「もう一言ですごくうれしいです。今日は前半思うようなゴルフができませんでしたけど、ショットのリズムがちょっとわかってきて、後半にバーディが取れてよかったです」。追いかけてくる申ジエのスコアをボードで「見てましたけど、ここまで来たら優勝したいと思って、目の前の一打に集中しました」という。
6月に4勝目を挙げて以降、もがき続けて最終戦で5勝目。インタビュアーに「もう自分をほめていいんじゃないですか?」と振られて「はい。そうですね。ほめてもいいかなと思います」と満面に笑みを浮かべた。
3位から出て、一時は単独首位に立った高橋彩華は「70」で通算7アンダー2位。逆転の女王獲得へ、山下と6打差7位から出た申ジエ(韓国)は13番のイーグルなどで追い上げたが「69」で5アンダー4位に終わった。
申同様に本大会で年間女王獲得の可能性があった岩井明愛は4オーバー24位に終わった。
<上位成績>
優勝/-10/山下美夢有
2/-7/高橋彩華
3/-6/森田遥
4T/-5/申ジエ、古江彩佳
6/-4/鈴木愛
7T/-3/川岸史果、竹田麗央、ペ・ソンウ、穴井詩、蛭田みな美
<複数年連続の年間女王>
樋口久子/9年(1968~76年)2年(78~79年)
ト阿玉/5年(82~86年)
平瀬真由美/2年(93~94年)
福嶋晃子/2年(96~97年)
不動裕理/6年(2000~2005年)
アン・ソンジュ/2年(10~11年)
イ・ボミ/2年(15~16年)
山下美夢有/2年(22~23年)