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「逆転は難しいとは思っていた」申ジエは山下を称賛 来年はパリ五輪を狙う

◇国内女子メジャー◇JLPGAツアー選手権リコーカップ 最終日(26日)◇宮崎CC(宮崎県)◇6497yd(パー72)◇晴れ(観衆3837人)

やり切ったような、晴々とした表情で申ジエ(韓国)はホールアウトした。メルセデスランキング2位からの逆転を目指し、ランク1位の山下美夢有と6打差ビハインドからスタートした最終日。1イーグル2バーディ、1ボギーの「69」で終え、通算5アンダー4位で国内最終戦の幕を下ろした。

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逆襲のシナリオは、シンプルだった。「風があれば色んなドラマがあったかもしれないけど、きょうは風がなくて。自分が頑張るしかない」。しかし、2番のパー5をパー、6番でバーディが先行したが、8番でボギー。とりこぼせない9番(パー5)は2打目をグリーン右バンカーに入れてのパー。「前半のパー5でバーディを獲れなかったのが悔しい」と糸口をつかめなかった。

それでも、11番(パー5)でバーディを奪い、13番(パー5)では240ydを3Wで2m弱につけてのイーグル。大歓声を浴びた。「最終18番も3mのパーパットだったけど、絶対に入れたくて。ファンの方々に感謝の気持ちを込めて、自分らしいプレーをできればと思っていました」と振り返った。

申ジエはいつも潔い。「最初の2日間、山下さんと回って、ショットの安定感を見ていた。逆転は難しいとは思っていました」と山下美夢有を称賛した。

今年は開幕戦「ダイキンオーキッドレディス」の制覇から始まり、海外メジャー「全米女子オープン」で2位、「AIG女子オープン(全英女子)」を3位と日本のみならず世界で活躍した。「特に幸せな一年」とし、2024年に向けては「来年はパリ五輪がある。世界ランキングも上がってきたし、一度くらいは五輪に出たい」と大舞台を目標にすることを宣言した。日本ツアー本格参戦の2014年から、9シーズンで年間女王レースはトップ5が7度目、うち2位は3度目。35歳はまだまだ貪欲だ。(宮崎市/石井操)

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