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原英莉花が逃げ切りで3年ぶり大会2勝目 菊地絵理香を振り切る

◇国内女子メジャー◇日本女子オープンゴルフ選手権 最終日(1日)◇芦原GC海コース(福井)◇6528yd(パー72)◇雨のち晴れ(観衆9127人)

2020年大会覇者の原英莉花が1イーグル3バーディ、1ボギーの「68」で回り、通算15アンダーで逃げ切り、大会2勝目を挙げた。2021年「大王製紙エリエールレディス」以来2年ぶりのツアー通算5勝目。24歳228日での国内メジャー3勝となり、畑岡奈紗諸見里しのぶ樋口久子に次ぐ4番目の若年達成となった。

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原は優勝インタビューで「自分を信じて18ホール回り切るだけと。信じて頑張りました。(昨日から)2日間、とても強い(菊地)絵理香選手と回って、自分もいいプレーが出来たと思います」。腰の手術を経て、復帰8戦目の復活Vについて「日々の練習が変わりました。どん底を経験して、常に何事にも前向きに捉えられるようになったし、寝ているよりも予選落ちしても戦っている方が格好いいのではと前向きに戦えるようになりました」と話した。

メジャー初制覇を目指し、1打差2位から出た菊地絵理香は2バーディ「70」で回り、通算12アンダーで3打及ばず、日本女子オープンで3度目の2位に終わった。

米ツアーから帰国し、2年ぶりに本大会に出場した古江彩佳は4打差逆転を狙った最終日「73」と落とし、8位だった。

3週連続優勝がかかっていた岩井明愛は最終日「70」で、ローアマチュアを獲得した中村心(ECC学園高3年)らと並ぶ通算4アンダーの14位だった。

<最終成績>
優勝/-15/原英莉花
2/-12/菊地絵理香
3T/-8/木村彩子青木瀬令奈
5T/-7/ペ・ソンウ申ジエ森田遥
8T/-6/吉本ひかる上田桃子古江彩佳

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