「すべて美保のおかげ」国内初戦前に小平智が新婚生活を披露
2017年 KKT杯バンテリンレディスオープン
期間:04/14〜04/16 場所:熊本空港CC(熊本)
昨年は熊本地震で中止 2年ぶり女子ツアー開催で地元勢に期待大
◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 事前◇熊本空港CC(熊本県)◇6452yd(パー72)
復興の道を歩む熊本県で2年ぶりに国内女子ツアーが開催される。14日からの3日間競技で賞金総額1億円、優勝賞金1800万円を争う。
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昨年は開幕前夜(4月14日)の21時26分に最大震度7の地震に見舞われてため大会開催を中止。出場を予定していた選手たちは、眠れない夜を過ごし、青ざめた顔で会場を後にした。多くの選手が同県をあとにした16日未明には“本震”とされる揺れも発生し、現地の被害はさらに拡大した。
自らも被災者となった地元勢は今年にかける気合いもひとしお。3季ぶりの復活優勝を期する上田桃子(熊本出身)は「この大会に照準を合わせている」と意欲的だ。大会初日は15年大会覇者の菊地絵理香、笠りつ子と同組で、午前10時06分にティオフする。
同地震が自身の米国撤退のきっかけとなった有村智恵や、地震後に大会出場を見送って熊本に留まり被災者に支援物資を届けた青山加織ら、熊本勢は計12人が出場を予定している。
海外女子メジャー「ANAインスピレーション」に出場したイ・ボミ(韓国)は3試合ぶりの国内復帰戦。14年大会を最年少(15歳293日)で制したアマチュアの勝みなみ、永久シード保持者で熊本県出身の不動裕理と同組となった。
<主な出場予定選手>(※は熊本県勢)
菊地絵理香、アン・ソンジュ、青山加織(※)、有村智恵(※)、イ・ボミ、上田桃子(※)、大山志保、川岸史果、申ジエ、原江里菜、不動裕理(※)、堀琴音、諸見里しのぶ、笠りつ子(※)、渡邉彩香、勝みなみ(アマ)