終盤に見せ場を作った菊地絵理香が単独首位をキープした

◇国内女子◇KKT杯バンテリンレディスオープン 2日目◇熊本空港CC（熊本県）◇6452yd（パー72）◇

首位から出た菊地絵理香が1イーグル3バーディ3ボギーの「70」で回り、通算6アンダーで単独首位を守った。中盤以降バーディが遠のいた菊地は、追う立場に変わって迎えた17番でバーディ、最終18番（パー5）ではグリーン手前ラフからのアプローチを直接沈めてイーグルとし、首位を奪還して悲願のツアー初優勝に王手をかけた。

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1打差を追って出た若林舞衣子は、ボギーをたたかない堅実なゴルフで一時は首位に立ったが、最終ホールのボギーで2打差を追う通算4アンダー2位。通算3アンダーの3位に、2週前の「ヤマハレディース」で今季初勝利を飾った渡邉彩香が続き、通算2アンダーの4位には地元熊本県出身の上田桃子が、この日の最少スコア「69」で浮上してきた。

前日2位の香妻琴乃は「78」と崩れ、通算3オーバーの22位までダウン。米国下部ツアーから帰国参戦している有村智恵は、3バーディ2ボギーの「71」で初日77位の出遅れを取り戻し、通算4オーバー30位で予選を突破した。昨年覇者でアマチュアの勝みなみは4バーディ5ボギーの「73」で回り、通算5オーバーの43位、辛くもカットライン上で決勝ラウンド進出を決めている。