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古閑が今季初勝利に王手! 熾烈な首位争いが続く

神奈川県にある大箱根CCで開催されている、国内女子ツアー第20戦「CAT Ladies」の2日目。日中を通して強い日差しが降り注ぎ、気温は26度に上る夏日に。選手たちは暑さとの戦いを強いられる中、会場には5,356人のギャラリーが詰め掛け熱戦を見守った。

2日目を終えて単独首位に立ったのは、首位タイからスタートした古閑美保。今シーズンはパットの不調が続いている中、「3メートルくらいのバーディパットが2回くらい入ったし、今日くらい入ってくれれば問題はない」と、ここに来て復調の兆しを見せている。さらに短めのパー4では飛距離の出ているティショットを駆使し、「(2打目を)ウェッジで打てるホールでバーディを獲れたのが大きい」と、チャンスホールで着実にバーディを奪取。この日5バーディ、2ボギーと3ストローク伸ばし、2位に1打差の通算7アンダーとした。「順位に関係なく、最終日に伸ばすことを常に心掛けている。明日も自分が伸ばすだけ。私自身は10アンダーは行きたい」。待望の今季初勝利に王手をかけ、最終日に臨む。

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通算6アンダーの2位タイには、福嶋晃子諸見里しのぶイム・ウナ(韓国)の3人。福嶋は、スタートホールの1番から怒涛の5連続バーディを奪うロケットスタートを見せたが、6連続がかかった6番パー4のティショットは左の林へ。ボールが木の根元に止まる不運も重なりトリプルボギーとしたが、その後も1ストローク伸ばし、最後まで好調を継続。不調続きだったパットも「やっと戻って来た」と自信を取り戻し、逆転勝利に向けて状態に不安はないようだ。

通算5アンダーの5位タイに、リ・エスド(韓国)と横峯さくら。横峯はショットは好調なものの、バーディチャンスをことごとく外して伸び悩んだが、首位に2打差は十分に逆転圏内。パットが噛み合えば、一気に浮上し得るプレーを見せている。金田久美子は通算2アンダーの12位タイに浮上。また、59位タイからスタートした大山志保は通算1アンダーの14位タイに急浮上し、今季初の国内ツアー予選突破を果たしている。

2009年 CAT Ladies



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