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1アンダーを守り抜いて原田香里 勝利

最後までスコアが伸びない試合だった。つぶしあいのような激しい展開だったが、最後の最後まで1アンダーを守り抜いた原田香里がほぼ1年ぶりの優勝。新鋭・本山裕子もよく食いついていったが、18番でパーパットを外して惜敗。

原田は5番でいきなりダボ。6番でバーディとしたものの8番ボギー・・という具合で必死でスコアを守り抜いた1日。「疲れました。ダボが来て苦しい展開だったし、バーディチャンスが取れなくて諦めかけていました。14番でようやくバーディが来て、本山さんがボギーで、しかも服部さんと並んでいることを知って、まだイケルかなと・・・」

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プレーオフは覚悟していた。そもそも服部が後退していたことを18番まで知らなかった。また本山のパーパットが入るだろうと予想していた。意外な勝利だった。
「去年も春先の健勝苑で勝ったものの、その後で海外遠征などもあってスケジュール的にうまくいきませんでした。それでつい疲れているから、などど自分に言い訳というか弱気になって・・。残念な1年でした」
今年は「だらだらやってもしょうがない、全部勝つつもりでやる」のだそうだ。そういう目標を持って闘えば「11月には大きなハナマルがもらえると思います」

破れたとはいえ本山裕子は勝負度胸の良さを見せてくれた。一昨年あたりから少しずつ調子をあげてきている選手。今週を境に一気に自信をつける可能性大。服部道子は今季絶好調。これからも常時上位に顔をのぞかせそうだ。また福嶋晃子も最終日に70をマーク。そろそろ本調子になってもいいころなのだが。

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1998年 グローリークィーンズカップゴルフトーナメント



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