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逃げる斉藤、不動、横峯の追撃を振り切れるか!?

福岡県にあるセンチュリーGCで行われている国内女子ツアー第9戦「ヴァーナルレディース」の2日目、朝から空は暗く、午前中は時折小雨がぱらついたが、昼前にはその雨もやんだ。ギャラリー数は、初日3,541人、2日目は7,768人。今年が第10回の記念大会だが、初日、2日目と続けて過去同日の観客動員数を更新し、大会は盛り上がりを見せている。

この日、5バーディノーボギーの「67」と猛烈な追い上げを見せたのは、今大会で過去2度の優勝経験のある不動裕理。3番で15mのバーディパットを沈めたのを皮切りに、3m前後のバーティパットをことごとく沈め、「まだ外しているのもあるけど、今日は良く入った方だと思う」と笑顔を見せた。2日間合計で6アンダーへとスコアを伸ばし、首位と1打差の単独2位に浮上している。

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その不動を押さえ、1打差で単独首位に立つのは、シード選手中最年長の斉藤裕子。この日も4バーディ2ボギーの「70」とスコアを伸ばし、通算7アンダー。2週間前にも最後まで優勝を争ったが、明日も再び最終組で自身2度目の優勝に挑戦する。なお、斉藤が優勝した場合は、ツアー史上18番目の年長優勝記録(41歳246日)となる。

斉藤、不動と共に最終組に入ったのは、この日1つスコアを伸ばした横峯さくら。最終組の一組前では、横峯と並ぶ通算5アンダーの三塚優子、通算4アンダーの有村智恵李知姫が虎視眈々と逆転を狙っている。

2009年 ヴァーナルレディース



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