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ソレンスタムが逃げるか? 不動裕理が背後に迫る!

日米共同開催の女子ツアー第2戦「ミズノクラシック」の2日目は、午後から雨模様となった。しかし、日米を代表する選手にはまったく影響が無かった。

初日6アンダーをマークし首位に立ったA.ソレンスタムは、2、4番でスコアを伸ばし、9番パー5ではセカンドをグリーン手前のバンカーに運んだ。そして、ピンまでの距離を補足して臨んだバンカーショットが、チップインイーグルとなった。

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「今日はスコアほどプレーは良くなかった。パットはまあまあだし、アイアンもミスは無かったが、良いとはいえない。明日、不動さんと回ることは試合として面白いが、自分のゲームに集中して、いいゴルフをして優勝したい」

独走態勢に入りかけたソレンスタムに待ったをかけるか、2打差の単独2位につけたのがベテランのL.デービース。前半5バーディ、後半にも2つ伸ばしたデービースが、雨にもかかわらずノーボギーで回り、30位から急浮上した。

「このコースの攻め方として前半ドライバー、つまり、フェアウェイの広いところはドライバー。狭いところはアイアンで攻めた。日本に長く滞在しているが、疲れもないし、日本は好き。第2の故郷みたい。不動やアニカなどトップ選手に勝つことは、容易ではないが、満足感も大きいだろう」

今週は米ツアーから総勢40名のトッププロが参加しているが、その中で日本の賞金女王が優勝争いに絡んできた。先週のマッチプレーでは1回戦でJ.マッギルに敗れた不動裕理が、ストロークプレーの今大会で実力を出した。14番でこの日5個目のバーディを奪い9アンダーで単独2位になったが、17番でボギーを叩き8アンダーの単独3位に後退した。

「ショットは昨日より良くなったが、全部フックなので満足はしていない。パットは良かった。ソレンスタムと一緒に回るのは楽しみだが、何かを盗む余裕はないかな。日米賞金女王対決と言われるが、相手ではなく自分のプレーが大事。明日はちょっとでも離されないようにしたい」

最終日最終組はベテランで飛ばしやのデービース、絶好調で今シーズンの女王ソレンスタムと日本の女王不動裕理といった見どころが盛りだくさんの組み合わせとなった。

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2001年 ミズノクラシック



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