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土壇場の逆転劇!肥後かおりがシーズン2勝目

国内女子ツアー「太平洋クラブレディースレーベンカップ」の最終日。初日から首位を守リ続けた具玉姫がスコアを落とし、優勝争いは最後までわからない展開となった。スコアを伸ばしてきたのは、2日目に75を叩き脱落したかと思われた服部道子だった。

3アンダーの11位からスタートした服部は、2番、3番ホールで連続バーディを奪うと、その後は1ホールおきにバーディを奪った。15番でこの日8つ目のバーディを奪うと11アンダーで首位に並んだ。そしてもう1人の首位には前半4つ伸ばした西塚美希世。後半の西塚は1バーディ、1ボギーでスコアを伸ばせず、服部と並んで最終組を待つことになった。

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最終組は具玉姫、岡本綾子肥後かおりと豪華な顔ぶれとなったが、具を中心にスコアを伸ばせず優勝争いになかなか絡めない状態となった。そんな中で前日65のベストスコアで2位に浮上した肥後かおりが、7番でバーディを奪ってからは、パーセーブを繰り返し16番で9メートルのバーディパットを沈め、11アンダーの首位に並んだ。

終盤の3ホールは難易度が高く、先に上がった服部、西塚の優位に立った感じだったが、肥後は16番のバーディで勢いがつき、18番パー4でもピン手前2メートルにつけると、慎重にウイニングパットを沈めた。

「今日はずっと風の読みちがいをしていて、全然分からなくて距離感がダメだった・・・。暑さは本当に参りました。暑かったですよ~。もともと暑さは好きなほうだったんですけど、去年くらいからダメになってきました。今日はキャディが氷嚢を用意してくれていて冷やしてくれた」

暑さで余計なことを考えずにプレーできたという肥後が、今シーズン2勝目を上げ、賞金では3,200万円台に乗せ、天沼知恵子を抜いて首位にたった。

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2001年 太平洋クラブレディースレーベンカップ



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