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まだ逆転ある?森田vs.横峯の女王争い 首位はイ・ボミら2人

◇国内女子◇LPGAチャンピオンシップリコーカップ3日目◇宮崎カントリークラブ(宮崎県)◇6451ヤード(パー72)

2位から出た前年覇者のイ・ボミ(韓国)が4バーディ3ボギーの「71」で通算4アンダーに伸ばし、テレサ・ルー(台湾)と並んで首位に立った。賞金トップの森田理香子は「72」で通算3オーバーの11位タイ、賞金2位の横峯さくらは「71」で通算5オーバーの15位タイ。約281万円差の賞金女王争いも予断を許さない状況で最終日に突入する。

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霧のため20分遅れでスタートした3日目。最終組で前日首位の大山志保と2人で回ったイ・ボミは、4番からの連続バーディで単独首位に取って代わり、バック9へ突入。終盤の16番でボギーを叩き、ノーボギーで回ったルーに並ばれたが、大会連覇での今季3勝目には絶好の位置につけた。前半で2つスコアを落とした大山は結局「73」で、アン・ソンジュ(韓国)と並び1打差の3位。残り18ホールに2年ぶりの復活逆転優勝を狙う。

2日目までグリーンに手を焼いた注目の森田は、13番まで2ストローク伸ばしたが、14番、最終18番のボギーで貯金を使い果たし、結局3バーディ3ボギーでスコアは変わらず。逆に、前日までショットの乱れで20位まで順位を落としていた横峯が、この日は3バーディ2ボギーとスコアを1つ伸ばしたため、2人の差は2打差に縮まった。

横峯が森田を逆転するには、単独8位以上(森田が単独15位以下)が最低条件。優勝争いからは離されたが、最終日の2人のスコア次第では、依然としてまだ逆転のありえる予断を許さない展開となった。

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