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横峯さくらは20位に後退 「諦めることができたら…」

逆転女王戴冠へ単独8位以上(森田理香子が15位以下)が最低条件となる横峯さくらは「LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ」2日目、1バーディ5ボギーの「76」でホールアウト。通算6オーバーの20位タイに後退し、残り2日間を迎えることになった。

前日14位からの浮上へ、ポイントに掲げていたショットの復調は、一夜明けても叶わなかった。「昨日より状態は悪かった。タイミングが合わなかったり、変な力みが入っていると思う」。5番(パー3)、7番とグリーンを外しながらもショートゲームでカバーしたが、8番(パー3)ではグリーン右ラフからのアプローチを寄せきれずにボギーが先行。9番(パー5)で奪った唯一のバーディも、流れを呼び込むには至らなかった。

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直後の10番をボギーとすると、15番では「テークバックが速かった」とティショットを左の松林に打ち込み4オン1パット。17番では約18メートルのバーディトライから3パット、最終18番もパーオンを逃しての連続ボギー。浮上のきっかけを見出せぬままズルズルと後退し、ショットの修正についても「私にとってのベストを見つけるしかない」と具体的な解決策は聞けなかった。

森田が12位タイに留まっているとはいえ、約281万円差を追う賞金女王争いの戦況は厳しさを増しつつある。「諦めることができたらすごくラクになると思うけど・・・ゴルフは何があるか分からないし、向き合ってプレーしていきたい」。言葉がどこか弱々しく響いた。(宮崎県宮崎市/塚田達也)

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2013年 LPGAツアーチャンピオンシップリコーカップ



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