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ヤング・キムが初V争いを制す! 下村は1打及ばず2位

◇国内女子◇日医工女子オープンゴルフトーナメント 最終日◇八尾CC(富山県)◇6476ヤード(パー72)

初日に続いて雨に祟られた最終日は、スタートを定刻より1時間遅らせた後も2度の中断を挟んだが、日没を前に無事決着。単独首位からスタートしたヤング・キム(韓国)が4バーディ、1ボギーの「69」で回り、通算13アンダーでツアー初勝利を手にした。09年末の国内ファイナルQTを上位通過し、10年から本格参戦。07年には米国ツアー1勝を挙げている実力者が、日本でようやく花開いた。

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通算12アンダーの単独2位には下村真由美。僅か1ストローク及ばずツアー初勝利を逃し、初のウェイティングからの優勝者誕生はならなかった。通算11アンダーの3位タイには、こちらも初勝利がかかっていた菊地絵理香ジャン・ウンビ(韓国)。通算10アンダーの5位タイには、昨年覇者の全美貞ほか、イ・ボミイ・ナリの韓国勢と、成田美寿々が続いた。

<実績十分の実力者が、4年目にして日本ツアー初勝利>

2009年までは米国女子ツアーを主戦場とし、2007年には「コーニングクラシック」を制した米ツアータイトル保持者。10年シーズンから日本ツアーに主軸を置いて以降、何度も優勝争いに名前を連ねながらも、僅かな差でタイトルを逃し続けてきた。

「夢ではないですよね。日本で4年かかっての優勝なので、本当に嬉しいです」。あと一歩のところで優勝に届かないシーズンを重ねてきただけに、その喜びはひとしおだ。

後続との差は、僅かに1ストローク。降雨によりスタート時間が大きく遅れるアクシデントにも、前半は動じることなく2つ伸ばし、混戦ながらも首位の座をキープしてサンデーバックナインを迎えた。13番でボギーを叩いて通算11アンダーとし、一時はピタリと背走を続けていた2位タイグループに吸収されるも、直後の14番、15番の連続バーディで再び単独首位の座へ戻り、辛くも1打差で逃げ切った。

「日本ツアーはレベルが高いので、すぐに優勝できるとは思っていなかった」と、海外での実績も十分な実力者は謙虚に喜びに浸った。米国ツアーへの再挑戦は「けっこう歳をとってきたので無いですね」と話すキム。「日本のツアーが大好き。目標は、次の優勝です」と、しばらくは日本を主戦場に置く構えだ。日本語も、本やインターネットから独学によりグングンと上達中。次の優勝インタビューでは、さらに流ちょうな日本語で答えてくれることだろう。

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